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iPhone版ChromeにSafariのような下部アドレスバーが登場

iOS 15で、AppleはSafariのアドレスバーと検索バーをブラウザウィンドウの下部に移動するという物議を醸す決定を下しました。ベータ版の開発段階では、多くの問題が指摘され、激しい論争を巻き起こしました。しかしAppleはユーザーの声に耳を傾け、iOS 15の正式リリース前に、設定でアドレスバーを画面上部に戻す機能など、多くの大きな変更を加えました。

2年後、Safariの最大のライバルであるGoogleが、同じ変更を準備しています。Googleは現在、オムニボックス(アドレスバーと検索バーのGoogleによる呼称)を画面下部に移動する機能をテストしています。この機能は、アプリの設定ではなく機能フラグを使って有効化する必要があり、まだベータ版です。最終的には、通常のオプション、あるいはデフォルトになる可能性も示唆されています。

iOS 版 Chrome で下部のオムニボックスを有効にするには、アドレスバーに次のテキストを入力して [移動] をタップします。

chrome://flags/#bottom-omnibox-steady-state

表示された画面で、「下部のオムニボックス(点灯)」設定がハイライト表示されているはずです。選択範囲を「有効」に変更します。Chromeを閉じて再起動します。これで、オムニボックスが下部に表示されるはずです。

Chromeのアドレスバーの使い方

鋳造所

Googleは長年にわたりAndroid版Chromeの下部アドレスバーの実験を行ってきましたが、ブラウザの機能として採用されることはありませんでした。Googleがこの新しい下部アドレスバーをAndroid版Chromeに提供する予定があるかどうか、あるいはiOS版の主要機能となるかどうかは不明です。

著者: Jason Cross、Macworld シニアエディター

ジェイソンは25年以上にわたりテクノロジー関連の記事を執筆しています。最初はゲーム関連のメディアで執筆し、その後はエンスージアスト向けPCやテクノロジー全般に注力してきました。複雑なテクノロジーの仕組みを学び、それを誰にでも分かりやすく説明することを楽しんでいます。