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Pixelmator 2.0は高度な画像編集機能を搭載

Pixelmatorチームは、静止画の作成、編集、補正といった一般的な画像処理タスクにおいてAdobe Photoshopの代替として広く認知されているコンシューマー向け画像エディタのアップグレード版、Pixelmator 2.0をリリースしました。Mac App Storeにて、導入価格30ドル(通常価格は59ドル)で販売中です。また、既存ユーザーには無料アップグレードとして提供されます。

Pixelmator 2.0の新機能には、描画ツールとレタッチツール、コンテンツに応じた塗りつぶし機能、修復ツール、スマッジツールなどがあります。Lion向けに特別に設計されたPixelmator 2.0は、フルスクリーン、バージョン、自動保存などのOS X 10.7の機能もサポートしています。

Pixelmatorの新しいコンテンツに応じた塗りつぶし技術は、Adobe Photoshop CS5の機能に似ています。これにより、写真から不要な要素(例えば、不自然な物体や家族写真に写り込んでいない人物など)を取り除くことができます。新しい修復ツールまたは選択ツールを使用することで、しわ、傷、画像の損傷、その他のディテールなどを選択し、クリックするだけで、選択した領域を近くの類似画像コンテンツで塗りつぶすことができます。

新しい描画ツールを使用すると、ボタン、アイコン、ウェブページ要素、イラスト、画像コンポジションの作成に便利なベクターシェイプの追加、作成、結合、編集が可能です。Pixelmator 2.0には、ペンツールとフリーフォームペンツールに加えて、三角形、線、円、四角形などをコンポジションに組み込むための、あらかじめ描画されたシェイプツールが搭載されています。新しいシェイプ設定パレットでは、作成したシェイプや影の塗りつぶしとストロークの設定を調整できます。

Pixelmator 2.0の新しいレタッチツールには、画像の一部をペイントすることで色を追加または削除できるスポンジツールが含まれています。焼き込みツールと覆い焼きツールを使えば、暗室で作業するように、画像の一部を自然に暗くしたり明るくしたりできます。赤目ツールは、よくある画像の欠点を自動または手動で修正します。また、新しい指先ツールを使えば、構図内の汚れやその他のディテールを簡単に塗りつぶしたり、こすったりすることができます。

その他の新機能には、更新されたインターフェイス、新しいスポイトツール、新しい情報バー、ツール オプション バー、完全にカスタマイズ可能なツール パレット、新しい文字ツール、ピクセル ツール、その他の機能強化が含まれます。

プログラムの詳細情報については、Pixelmator の Web サイトでご覧いただけます。