ウェブページのスクリーンショットを撮りたいと思ったことはありませんか? 画面に 表示されている部分だけを撮るのではなく、OS Xのスクリーンショット機能を使えば簡単に撮れます。スクロールして見えなくなっている部分も含め、ページ全体を撮るのです。もしそうなら、 Nate WeaverとJohan Sørensenによる 無料のPaparazzi 0.2.3 ( ) を試してみてください 。
ページをキャプチャするには、Paparazziを起動し、ページのURLを入力し、エミュレートしたいブラウザウィンドウの幅をピクセル単位で入力します。後者のオプションは、Webサイトを開発している場合に便利です。異なるサイズの画面でページがどのように表示されるかを確認できるからです。(ページに最小幅が指定されている場合、Paparazziは入力された幅ではなく、その幅を使用します。)また、最小高さも入力できます。これは、短いページの場合に便利です。「キャプチャ」ボタンをクリックすると、ページのプレビューが表示されます。(Paparazziウィンドウのサイズを変更すると、プレビューのサイズも変更されます。)

気に入ったスクリーンショットがあれば、「名前を付けて画像を保存」ボタンをクリックしてください。保存したスクリーンショットはJPEG、PNG、TIFF形式で保存できます。JPEGを選択した場合は、画質(つまりファイルサイズ)を調整することもできます。
さて、読者の中には、「でも、OS X ならページを PDF に「印刷」するか、(Tiger なら) Safari の Web アーカイブ機能を使えば、すでに同じことができるじゃないか」と言う人もいるでしょう。しかし、問題は次の点です。PDF に印刷すると、印刷結果は画面に表示されるものとはかなり異なって見えることがよくあります。言うまでもなく、印刷結果は別々のページに分割され、それぞれに独自のヘッダーが付きます。また、Web アーカイブ機能は、結果のアーカイブを他の Tiger ユーザーに送信する予定がある場合にのみ役立ちます。その場合でも、そのユーザーが自分のコンピュータでページをどのように表示するかが反映されるだけで、例えば 1024 x 768 の画面を持つユーザーにどのように表示されるかは反映されません。Web デザイナーで、作業中のサイトのサンプルをクライアントに送りたい場合や、特定の Web ページが特定の時点でどのように表示されていたかを簡単にスナップショットとして取得したい場合などには、スクリーンショットが非常に役立ちます。