ソーシャル ネットワークのゲーム アクションに参加したいと考えている Google+ のユーザーには、コンピューターの前にいないときでもプレイできるオプションが提供されるようになりました。すでに Facebook で最も人気のある Flash ゲームをプレイできる iPad アプリの iSwifter に、Google のソーシャル ネットワーキング サービスでホストされているゲームをプレイする機能が加わりました。

YouWeb Incubatorが開発したこの無料アプリは、FlashベースのアプリケーションをWebからiPadにストリーミングすることで動作します。これは、同社独自の「低コスト」サーバーでゲームを実行し、iOS対応バージョンをデバイスにストリーミングすることで実現されています。
Angry Birdsを除き、Google+のゲームはすべてiSwifterでプレイできます。(Appleのタブレットユーザーが、鳥vs豚の大ヒット作をプレイする機会を切望しているわけではありませんが。)また、現在Google+でプレイできる16のゲームのうち、Angry BirdsとZynga Pokerを含む3つには、すでにiPad専用アプリがリリースされていることも注目に値します。また、ほとんどのゲームにはiPhoneアプリも用意されており、理想的ではないもののiPadでもプレイできます。
しかし、Google+との互換性を追加することで、YouWebはアプリの潜在的なユーザーベースをFacebookだけにとどまらず拡大しました。また、開発者はiOSプラットフォーム向けにアプリケーションを再開発することなく、収益性の高いiOS市場に参入できる可能性も秘めています。
いずれ、iOSでは利用できないGoogle+ゲームが登場する可能性もあります。既にApp Storeを経由せずにWebアプリを開発するパブリッシャーは存在します。ゲーム開発者が同じ選択をするのも無理はありません。そのような場合、iSwifterのようなソリューションは、Appleのデジタルストアで見つからないタイトルがある場合にiPadユーザーに代替手段を提供します。
しかし、ストリーミングコンテンツに関連する課題 (ネットワーク接続の必要性など) とゲームプラットフォームとしての iOS の人気を考慮すると、iSwifter の取り組みが成功の鍵であることは明らかです。
それでも、鳥類を操るゲーム以外のゲームに興味がある人にとっては、Google+ の追加は便利です。iSwifter では、アプリ内課金で他の Flash 対応サイトへのアクセスなど、追加の Web ブラウジング機能も利用できます。iSwifter 4.1 は現在 App Store からダウンロード可能で、iOS 3.2 以降を搭載した iPad が必要です。