
Mac 上で Windows を実行できるソフトウェアで最もよく知られている Parallels 社が、Mac ベースのサーバーで同じことを実現する製品をリリースしました。
Parallels Server for Mac 4.0 Mac mini エディションは、OS X Server を搭載した Mac にインストールできます。インストール後は、同じマシンに Windows と Linux のサーバーオペレーティングシステムをインストールでき、これらの OS を OS X と同時に実行できます。Microsoft Exchange やカスタマイズされたデータベース、簿記プログラムなどのプラットフォーム固有のアプリケーションを実行するためだけに Windows または Linux ベースのサーバーを運用している場合は、すべてを Mac に統合できます。
PSM4MMEは、その名前が示すように、Snow Leopard ServerがプリインストールされたMac mini( )を特にターゲットとしています。他のMacでも動作しますが、比較的控えめなハードウェア構成のMac mini向けにチューニングされています。サーバー1台につき2台の仮想マシンをサポートし、仮想マシンごとに最大2つの仮想CPUと4GBのRAMを搭載できます。ちなみに、Parallels Server for Macのフルバージョン(現在も販売中)は、仮想マシン1台につき12個の仮想CPU、64GBの仮想RAM、16個の仮想ネットワークインターフェース、2TBの仮想ハードドライブをサポートしています。
Mac mini版は、社内にサーバーに関する専門知識があまりない中小企業向けにも設計されています。エクスプレスインストールオプションが用意されており、基本的に自動的に設定が行われます。また、追加OSのインストールを支援するウィザードも搭載されており、プロダクトキーを入力するだけでインストールが完了します。
最後に、PSM4MME の価格は市場の低価格帯に合わせて 299 ドルに設定されています (標準版は 1999 ドル)。