
画像: Apple
ほとんどの人にとって、macOSの最新バージョンへのアップグレードは、アップデートボタンをクリックして待つだけの簡単なプロセスです。しかし、Macを工場出荷時のようにクリーンアップして、最初から使い始めたい人にとっては、少し難しい作業です。
macOS Montereyが登場する前は、起動可能なUSBドライブを用意するか、リカバリモードに入ってディスクを消去する必要がありましたが、どちらも簡単でも迅速でもありません。今週リリースされたmacOS Montereyにより、AppleはついにMacを工場出荷時の状態に簡単に復元できる方法を実現しました。ただし、事前にMontereyをインストールしておく必要があります。
使用するには、まずソフトウェア・アップデートを使ってMontereyにアップグレードしてください。アップグレードが完了すると、Appleが追加した新機能「すべてのコンテンツと設定を消去」が使えるようになります。この機能を使うと、ディスクをフォーマットしたり、追加のアプリを起動したりすることなく、Macを工場出荷時の設定にリセットできます。

りんご
システム環境設定アプリの「システム環境設定」メニューにあります。選択すると、管理者パスワードの入力を求められ、バックアップしたかどうか尋ねられます。(バックアップしていない場合は、こちらに手順が記載されています。)確認後、Apple IDのパスワードを入力して、もう一度確認します。
iPhoneと同じように動作します。Macがリセットされ、白いAppleロゴとステータスバーが表示された黒い画面が表示されます。完了すると、Wi-Fiに接続してMacがアクティベートされ、再起動します。その後、通常のセットアッププロセスが実行され、バックアップからファイルを復元できます。
著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長
マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。