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Visioneerが2 in 1スキャナーで復活

ブリーフケース

Visioneerは、2 in 1スキャナ「Strobe 500」を発表しました。20ページ対応のドキュメントフィーダーを備えたデスクトップ両面カラースキャナです。また、ボタンを押すだけでスキャナユニットをフィーダーから取り外し、スタンドアロンのポータブルなシートフィードスキャナとしても使用できます。

Strobe 500は、ドキュメントフィーダーに装着すると、両面印刷で毎分最大15ページ、または画像印刷で毎分最大30枚(200dpi時)のスキャン速度を実現します。このフィーダーは、レターサイズ、リーガルサイズ、A4用紙から写真、さらにはプラスチック製のIDカードまで、あらゆる種類のドキュメントに対応しています。スキャンしたデータはUSB 2.0経由で、PDFファイル、テキスト編集アプリやメールアプリ、プリンターなど、ユーザーが設定可能な最大6つの送信先に送信できます。

Strobe 500には、Mac用ドライバ(OS X 10.4以降)に加え、スキャンソフトウェアExactScanとNewSoftのドキュメントマネージャーPresto! PageManagerが付属します。11月20日の出荷開始時には、スキャナーとシートフィーダーのコンボ(400ドル)、スキャナー単体(350ドル)、またはシートフィーダーのみ(100ドル)でご購入いただけます。

1998年まで、VisioneerはMac用スキャナ市場の主要プレーヤーでした。しかし、デジタル写真の普及(古い写真プリントのスキャン需要の減少)に伴い、同社は当時Windowsが主流だったドキュメント管理分野に注力するようになりました。Visioneerの幹部は、Macが企業市場に浸透していたことを考えると、Strobe 500のMac版を発売するのは理にかなったことだと述べています。(Visioneerはゼロックス向けのスキャナも製造しています。)