37
ライセンスキーパー 1.4
2008年夏のMac Gems

編集者注:以下のレビューは、 Macworldの「Summer of Mac Gems」シリーズの一部です。2008年8月中旬まで、 Macworldのスタッフは毎日、Mac Gemsブログで、お気に入りの無料または低価格のプログラムを簡単に紹介していきます。過去のMac Gemsのリストは、Mac Gemsのホームページをご覧ください。

あなたも私と同じように、ソフトウェアライセンスデータの保存と整理に、シリアル番号やレシートなどの情報を受信トレイやデスクトップに散らばらせ、必死に検索して取り出さなければ取り出せないようなシステムになっているのではないでしょうか。しかし、 Outer LevelのLicenseKeeperのおかげで、ついにこの混乱状態を整理することができました。LicenseKeeperは、あらゆるライセンス情報を一箇所にまとめて管理できる便利なツールで、一般的なオーガナイザーやレコードキーパーよりも機能が充実しています。

LicenseKeeper では、面倒なデータ入力をほとんど必要としません。[アプリのインポート] ボタンをクリックすると、バージョン番号、開発者情報、その他のデータとともに、各プログラムの新しいエントリが作成されます。

このユーティリティには電子メール添付機能もあり、Apple Mail (  )、Entourage (  )、または PowerMail (  ) から注文確認書をインポートできます。自動スキャン機能により、これらの電子メールからシリアル番号が抽出され、LicenseKeeper に記録されるため、データ入力エラーの可能性が排除されます。 (Mozilla の Thunderbird ( ) などの別の電子メール クライアントを使用していますか ? Outer Level では、関連する電子メール メッセージをテキスト ファイルとしてエクスポートし、新しく作成されたそのファイルをインポートすることを提案しています。サポートされているクライアントほどシームレスなプロセスではありませんが、少なくとも実行可能な代替手段です。)

唯一欠けているのは、データ保護のためのパスワード暗号化機能です。開発者はOS X内蔵のFileVault機能の使用を推奨していますが、FileVaultは物足りないと感じています。LicenseKeeperに一定レベルのセキュリティ機能が追加されれば、より一層喜ばしいでしょう。

とはいえ、ライセンス データを 1 つのアクセスしやすいコレクションに保存する方法が必要な場合、これは非常に洗練された、非常に集中した情報管理アプリです。

ライセンスキーパー 1.4
ライセンスキーパー 1.4