
iPhone向け生産性向上アプリ「Quickoffice Connect Mobile Suite」( )は、Macworld 2010のBest of Showを受賞しました。Quickofficeは最近、待望の続編となるiPad向けQuickoffice Connect Mobile Suiteをリリースし、現在Macworld 2011の会場でプロモーションを行っています。
iPhone版と同様に、iPad版Quickoffice Connect Mobile Suiteは、Word文書、Excelスプレッドシート、PowerPointプレゼンテーションの作成と編集機能を提供します。.doc(x)、.xls(x)、.pptファイルに対応しており、.pptxファイルへの対応は現在開発中です。Quickofficeは、MobileMe、Dropbox、Googleドキュメント、Box.net、Huddle、SugarSyncなど、数多くのクラウドサービスとも連携しています。
iPhoneでは、Quickofficeはドキュメントの表示方法に制限があり、小さな画面に合わせて表示がリフローされていました。しかし、iPadの広い画面では、Quickofficeはドキュメントに余裕を与え、元のレイアウトでページ全体を表示します。マルチタッチジェスチャーを使って、個々のページを拡大・縮小できます。ドラッグ&ドロップもこのアプリで重要な役割を果たします。テキストをドラッグしたり、ドキュメントを「共有」や「削除」などのアクションボタンにドラッグしたり、様々な操作が可能です。また、長いドキュメントを扱う際には、画面の端を指でドラッグすることで、通常は表示されない仮想の「フィルムストリップ」ナビゲーションツールをスクロールできます。私たちが最初にこのアプリをレビューして以来、Quickofficeは単語数カウントやテキスト操作コントロールの大幅な強化など、数多くの改良を加えてきました。
Quickoffice がビデオ出力に対応し、iPad から直接 PowerPoint プレゼンテーションを行うことができます。このモードでは、スライドナビゲーションツールとメモが iPad 画面に表示されますが、ビデオディスプレイにはミラーリングされません。もちろん、現在のスライドも表示されます。iPad 画面を長押しすると、仮想レーザーポインターを操作することもできます。
Quickofficeのプロダクトマネージャー、マイケル・ハイランド氏が、今年後半にリリース予定のiPadアプリの新機能について紹介してくれました。それは、様々なリアルタイムコラボレーションサービスとの連携です。ドキュメントをアイコンにドラッグするだけで、Scribd、SlideShare、Docstocなどのサービスに瞬時に保存できます。
iPad向けQuickoffice Connect Mobile Suiteの価格は25ドルですが、現在は期間限定で15ドルです。iOS 3.2以降が必要です。