
賢い出張族なら、iPod、iPhone、Bluetoothヘッドセット、ゲーム機など、あらゆるポータブルデバイス用のUSB充電ケーブルが販売されており、それらをノートパソコンのUSBポートや「ユニバーサル」USB充電器に接続して充電できることをご存じでしょう。(USB充電ポートを内蔵したポータブルサージプロテクターを製造しているメーカーもあります。BelkinやKensingtonのそのようなデバイスについては以前取り上げました。)しかし、多くのノートパソコンは、コンピューターの電源が入っていない状態ではUSBポートに電力を供給しません。そのため、USB充電器は持ち歩く荷物が増えるだけということになります。
AppleのAirPort Expressベースステーションを旅行に頻繁に持参する場合(例えば、ホテルの部屋でワイヤレスネットワークを構築する場合など)、Mac OS X Hintsのこちらのヒントでは、Expressの賢い活用法が紹介されています。ベースステーションのUSBポートは、ネットワーク上でUSBプリンターを共有するために公式に設計されていますが、USB充電ポートとしても使えます。仕事中(または就寝中)にiPhone、iPod、その他のデバイス用のUSBケーブルをExpressに接続するだけで、翌朝にはすぐに使える状態になります。
恥ずかしながら、今にして思えばかなり当たり前のことなのに、これを試すなんて思いもしなかったと告白せざるを得ません。最初のHints記事へのコメント投稿者の中には互換性の問題を経験した方もいらっしゃるようですが、私は802.11nと802.11gの両方のAirPort Expressユニットを様々なiPhoneとiPodでテストし、それぞれの組み合わせで正常に充電できました。(念のため、充電器を家に置いておく前に、ご自身のポータブルデバイスでExpressをテストしてみてください。)