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Googleは、今後のマップとChromeのアップデートでAppleに追随する

Google は、iOS と macOS に近々登場する最も人気のある 2 つのアプリに対する一連の変更を発表しました。

Googleマップでは、まず米国、インド、日本、インドネシアの約2,000の有料道路の通行料金の概算情報を追加し、通行料金の目安をお知らせします。さらに、無料通行のオプションがある場合は提供し、より的確なルート計画をサポートします。マップは、信号や一時停止の標識に加え、建物の輪郭や興味のあるエリアといった詳細情報を含む「豊富な新機能」で更新されます。一部の都市では、道路の形状や幅もより正確に表示されます。

AppleはiOS 15に先立ち、信号や横断歩道、正確な車線表示など、同様の詳細度を備えた独自の地図の展開を開始した。

これらの機能はAndroidとiOSの両方に導入されますが、iPhoneユーザーにも独自の機能がいくつか提供されます。Googleは、ピン留めした旅行情報にアクセスできる新しいホーム画面ウィジェットを展開するとともに、既存のマップウィジェットは検索しやすいよう縮小されます。また、SiriとSpotlight検索の連携も追加されるため、「Hey Siri、道順を調べて」や「Hey Siri、Googleマップで検索して」などと話しかけることで目的地を検索できるようになります。

まもなくApple Watchから直接Googleマップのルート案内が利用できるようになります。現在のApple Watchアプリでは、既存のショートカットにアクセスしたり、iPhoneアプリからルート案内を表示したりすることしかできません。

Googleは、100回目のメジャーアップデートでChromeのいくつかの改良も計画しています。速度とアクセシビリティの向上に加え、Googleは新しいプライバシーガイドを公開しています。このガイドでは、セーフブラウジング、検索品質、同期など、さまざまな設定と、各トグルがブラウジングエクスペリエンスにどのような影響を与えるかが説明されています。例えば、プライバシーガイドでは、「検索とブラウジングをより快適にする」トグルをオンにすると、検索結果がGoogleに送信されることが説明されています。

Google は今後数週間から数か月かけてこれらの機能を展開する予定です。 

著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長

マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。