Appleが開催する世界開発者会議(WWDC)に興味がありますか?もしご存知でしたら、ここで止めてください。WWDC用のアプリがあります。そう、ご存知のはずです。Appleは、WWDC参加者と、今月末にサンフランシスコに来られないApple開発者向けに、ユニバーサルiOSアプリをリリースしました。
アプリには、セッション、ラボ、特別イベントの説明を含む完全な議事録スケジュールが掲載されています。また、Moscone Westカンファレンスセンターの地図には、各講演の開催場所も表示されます。イベントをお気に入りに登録しておくと、お気に入りのリストをすぐに表示できるので、整理された状態で閲覧できます。利用可能なセッションのリストを絞り込みたい場合は、タイプ(セッションまたはラボ)、トピック(フレームワーク、サービス、コアOSなど)、プラットフォーム(iOSまたはOS X)でフィルタリングできます。

チケットが入手できなかった、あるいは単に同じ時間に別の予定があったなどの理由で特定のセッションを見逃してしまった方のために、Appleは毎日セッションのビデオを投稿し、アプリで視聴できるようにすると発表しました。iOSデバイスで視聴を開始し、別のデバイスで続きから視聴することも可能です。また、今年のカンファレンスが始まる前に追いつきたい方のために、アプリでは2012年と2011年のWWDCのビデオも提供しています。
会場にいらっしゃる方は、アプリのもう一つの新機能「Passbook連携」もきっとご活用いただけるでしょう。アプリからPassbookに詳細情報を追加することで、到着時の受付手続きが迅速化されます。
このアプリは、参加者や開発者向けの最新ニュースや情報を提供し、セッションの内容や講演者へのフィードバックにも役立ちます。WWDCアプリは無料でダウンロードでき、iOS 6.1以降とApple登録開発者アカウントが必要です。
著者: Dan Moren、Macworld 寄稿者
ダンは2006年にMacUserブログへの寄稿を開始して以来、Apple関連のあらゆる記事を執筆しています。元Macworldシニアエディターで、現在はフリーランスのテクノロジージャーナリスト、多作なポッドキャスター、そして複数の著書を執筆しています。最新作は超自然探偵小説『All Souls Lost』です。