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サウンドボードで誰でも使えるサウンドエフェクト

時々、Macworld Podcastの特別版「Mac Pundit Showdown」を配信しています。これはゲームショー形式で、たくさんの効果音や音楽などを盛り込んでいますが、中でも特に重要なのは、ポイントが加算されたことを示す音です。

以前のバージョンでは、MacBookをミキシングボードに接続し、GarageBandのカスタムキーボード効果音を使って音を生成していました。しかし、今回のバージョンでは、効果音生成を驚くほど簡単にしてくれる新しいツール、Ambrosia Softwareの新しい29ドルのユーティリティ「Soundboard」を使用しました。

Soundboardは、Macキーボードの各キーにサウンドエフェクトを割り当てられるユーティリティです。サウンドの割り当ては簡単です。Finderからサウンドファイルをドラッグし、Soundboardウィンドウ内のキーにドロップするだけです。以前のGarageBandでサウンドを生成するには、サウンドを再生したい間ずっとキーを押し続ける必要がありましたが、Soundboardでは各サウンドの動作をカスタマイズできます。キーを押した間だけ再生したり、指を離した後も最初から最後まで再生したりできます。より長いサウンドが必要な場合は、同じキーをもう一度押すとフェードアウトします。

Soundboard は柔軟性が高く、一度にたくさんのサウンドを再生できます。たとえば、Pundit Showdown の司会者 Philip Michaels は、昔のテレビ番組「The Incredible Hulk」で聞いた「The Lonely Man」を再生しながら、解説ポイントも獲得できます。

Soundboardの潜在的なユーザー層が必ずしも広いわけではないことは承知しています。とはいえ、オフィスワークの雑多な人たちの中には、この製品を使って日常のオフィスワークに奇抜な効果音を取り入れる人もいるでしょう。しかし、ポッドキャストやオーディオストリーミング、DJなどをされている方は、Soundboardを一度聴いてみる価値はあるでしょう。Pundit Showdownはこれまで以上に多くの回を開催していく予定ですが、その大きな理由はSoundboardの使いやすさです。