アップルの共同創業者スティーブ・ウォズニアック氏は金曜日、オーストラリアのクイーンズランド工科大学ビジネスリーダーズフォーラムに出席し、テクノロジーの将来について講演した。
「人工知能の分野では、まだほんのわずかな進歩しか遂げていませんが、未来はまさにそこにあります」とウォズ氏はQUTの出席者に向けて講演の中で語った。「40年後には、意識を持ち、感情を持ち、人格を持つコンピューターが登場するでしょう。」
「コンピューターはあなたの親友になるでしょう。あなたはコンピューターに話しかけるでしょう。コンピューターはあなたの顔を見て、あなたの表情を理解するでしょう。コンピューターは世界中の何よりもあなたの心と魂を理解するでしょう」とウォズは続けた。
「私たちの何人かは機械に取って代わられ、社会を再構築しなければならなくなるかもしれません。いつか私のiPhoneもそうなるでしょう。iPhoneは私のことをとてもよく理解するようになるので、あなたたち人間は必要なくなるでしょう。」

「イノベーションが盛んで、物事をより良く行うための新しい方法が考え出されている。人々の価値観を完全に変える可能性があるものがあれば、すべての企業が注意深く観察し、早期に行動する必要がある」とウォズ氏は聴衆に語った。
ウォズニアック氏はまた、昨年アップルの共同創業者であるスティーブ・ジョブズ氏の訃報を聞いた時の衝撃についても語った。「インタビュー中に電話で泣いたのを覚えています」
NineMSN は、ウォズの目標は若者に発明心を抱かせることであり、それを実現するために学校に技術を寄付していると報じている。
UPI通信によると、ウォズニアック氏はオーストラリア国籍の申請も明らかにした。「私はオーストラリア人として生き、死ぬつもりです」とクイーンズランド工科大学の関係者に語った。「まだあまり知られていないことですが」