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古いウェルカムメッセージを取り戻す

OS Xのターミナルをある程度頻繁に使用してきた方なら、新しいターミナルウィンドウを開いたとき、または 経由でマシンに接続したときに表示される「Welcome to Darwin!」というメッセージにきっと慣れているでしょうssh。10.5以降、このメッセージは表示されなくなったので、「現れた」と言うべきでしょうか。新しいターミナルウィンドウには、最終ログインの日時が表示されるだけです。

以前のメッセージが恋しい場合は、以下の方法で復元できます。メッセージには「Welcome to Darwin!」だけでなく、どんな内容でも構いません。ターミナルを開き、cd /etcと入力してReturnキーを押します。ここで、 (これはMessage of the Dayの略ですが、メッセージは毎日変わるわけではないので、この名前は誤りです)という名前の特別なファイルを作成します。motdこのファイルにウェルカムメッセージが保存されます。ファイルを作成するには、 と入力してsudo nano motdReturnキーを押し、管理者パスワードを求められた場合は入力します。(このビットは、ディレクトリ内のファイルを編集するために必要なルート権限でsudoテキストエディタを実行します。)nano/etc

パスワードを入力すると、テキストエディタのインターフェースが表示されますnano。使い方は非常に簡単で、ターミナルウィンドウを開いたときに表示したいメッセージを入力するだけです。例えば、新しいメッセージを入力した直後の編集ウィンドウは次のようになりました。

メッセージに使いたい気の利いた言葉が思いついたら、Control-O を押してファイルを保存しますnano。ファイル名の入力を求められますが、現在の値( )を受け入れるには、Return を押しますmotd。最後に、Control-X を押して を終了しますnano。Command-N を押して新しいターミナルウィンドウを開き、ウェルカムメッセージが戻ってくるのを楽しみましょう。