
画像: ジェイソン・クロス/IDG
今年後半に再設計されたiPad miniの登場をまだ待っているところですが、2022年に次期iPadが登場するという噂はすでに広まっています。そして、AppleはiPad AirでOLEDディスプレイに移行するようです。
韓国のThe Elecによると、Appleは10.86インチのOLEDスクリーンを搭載したiPadの開発を強化しており、これは現行のiPad Airと同じサイズです。同紙によると、ディスプレイの独占サプライヤーはSamsungになるとのことです。Samsungは既に、12.4インチ、2800×1752ピクセル、120HzのOLEDスクリーンを搭載したGalaxy Tab S7 Plusを製造しています。現行のAirは、2360×1640ピクセル、60HzのLEDディスプレイを搭載しています。
Elecは、このディスプレイを「低温多結晶シリコン(LTPS)薄膜トランジスタ(TFT)と赤、緑、青の発光層を備えたリジッドOLEDと薄膜カプセル(TFE)」で、iPhone 12で使用されているディスプレイに似ていると説明しています。
昨年iPad ProのようなLiquid Retinaディスプレイを搭載して発売されたiPad Airにとって、OLEDディスプレイの搭載は大きなアップグレードとなるでしょう。ディスプレイ自体も素晴らしいですが、OLEDディスプレイは、優れたコントラストと明るさ、そしてProMotionテクノロジーを備えた12.9インチiPad ProのRetina XDRディスプレイに近づくことになります。
第2世代iPad Airは、より高速なプロセッサ(おそらくA15)と、iPad Proで導入されたCenter Stageテクノロジーを搭載した高画質カメラを搭載し、2022年半ばから後半に発売される予定です。報道によると、Appleは2023年に11インチと12.9インチのiPad ProにOLEDディスプレイを搭載することも検討しているとのこと。Appleは12.9インチiPad ProにミニLEDディスプレイを追加したばかりですが、注文への対応に苦戦しており、現在出荷が2週間以上遅れています。
著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長
マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。