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Keynoteプレゼンテーションでのオーディオ再生を制御する

Keynoteのスライドにオーディオファイルを配置すると、OS Xメニューバーのサウンドアイコンの53×53ピクセル版として表示されます。配置したオーディオファイルのオーディオ設定を変更しない限り、プレゼンテーション中にそのスライドに到達するとオーディオファイルの再生が始まります。しかし、位置スライダー、再生、音量コントロールなどが表示される動画ファイルのように、オーディオの再生をより細かく制御したい場合はどうすればよいでしょうか? 実は、オーディオファイルでも同様のコントロールが可能です。

配置したオーディオアイコンを大きくし、プレゼンテーション再生モードでマウスをその大きな領域に移動するだけで済みます。(プレゼンテーションの編集中はコントローラーは表示されません。)

オーディオアイコンのサイズが大きくなるにつれて、プレゼンテーションモードでその領域にマウスを移動したときに表示されるコントロールオプションが増えていきます。サイズが400ピクセルに達すると、QuickTimeムービーと同じコントローラー機能がすべて表示されます。

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アイコンのサイズが大きくなるとオーディオコントローラーが変わります

編集モードでは、サウンドアイコンのサイズを大きくするにつれて、アイコンが大きく表示されます。ただし、標準サイズのアイコンと同様に、このアイコンはプレゼンテーションモードでは表示されません。プレゼンテーションモードでオーディオ再生コントロールにアクセスするには、マウスを大きなアイコンの領域に移動すると、コントローラーが表示されます。

この機能がどのくらい頻繁に必要になるかはわかりませんが、Keynote に配置されたオーディオ ファイルでオーディオ再生コントロールを利用できるというのはうれしいことです。この機能を指摘してくれた Mac OS X Hints リーダーの s.chrisotph に感謝します。