
画像: 鋳造所
2021年に最初のMシリーズモデルが発売されるまで、Appleロゴは常にiMacの前面中央に配置されていました。このM1 iMacは、本体の「あご」部分のAppleロゴをなくした新しいデザインを採用しました。そして、それ以降のすべてのiMacも同様の仕様となっています。
Kosutami_Ito 氏のX投稿によると、Appleはかつて顎部分にAppleロゴを配置することを検討していたそうです。エンジニアリング検証テスト(EVT)の段階では、そこにAppleロゴを配置する予定だったそうです。しかし、その後Appleはそれを断念したとのことですが、その理由は不明です。
Kosutami_Ito はリーク情報を投稿してきた経歴があり、過去にはある程度の正確性も確認されています。昨年は、Apple が FineWoven ケースのラインナップを廃止したと投稿しましたが、これは Apple がひっそりと実行した行為でした。iMac に関する投稿では、写真に写っているフロントフレームが Apple の実際のプロトタイプなのか、Apple 以外の企業が製造した製品なのか、それとも iMac の Apple ロゴを芸術的に表現したものなのかは不明です。
投稿の最後の文「そして今日まで削除されていた」も疑問を投げかけます。これは一体何を意味するのでしょうか?この写真は、Appleがロゴ入りとなる新型M5 iMacの製造段階のものなのでしょうか?それとも、今日まで公開されていなかった初期のM1プロトタイプの画像なのでしょうか?
iMacの分解調査では、iMacの主要コンポーネントのほとんどが底面に収められており、ディスプレイパネルの裏側には十分な空きスペースがあることがわかりました。AppleはiMacを可能な限り薄くすることを目標としており、底面はその目標達成に一役買っているようです。また、iMacのレビューでも指摘したように、底面はAppleロゴの有無にかかわらず、付箋を貼るのにうってつけです。
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。