44
アップルストアは依然として買い物客で賑わっているが、購入客は減少している


アメリカ経済(そしてより広く言えば世界経済)が深刻な窮地に陥っていることは誰もが知っている。しかし、250店ほどあるAppleの直営店に足を運んでも、必ずしもその状況がわかるわけではない。ニーダムのハードウェアアナリスト、チャーリー・ウルフ氏の最新データによると、2008年12月四半期の来店客数は、2007年末と比べてわずか1.8%減少しただけだった。
しかし、問題はここにある。ほとんどの買い物客は何も買わずに店を出て行くのだ。ウルフ氏は、この期間の既存店売上高が前年同期比で17.4%減少したと指摘する。「買い物客は購買意欲がなかった」とウルフ氏は金融誌バロンズに語った。
しかし最悪なのは、記者のマーク・ベヴェルカが書いたように、アップルストアのこの不調は「電子機器業界の食物連鎖全体にとって憂鬱なニュースの前兆だ」ということだ。
ウルフ氏は同誌に対し、2008年のアップルストアの平均売上高は1平方フィートあたり約4,700ドル(典型的な店舗面積は約6,000平方フィート)と推定しており、「これは間違いなく国内の小売チェーンの中で最高額だ」と述べた。チーズケーキファクトリーのような老舗ショッピングモールの店舗は、1平方フィートあたり約920ドルと、比較にならないほど低い。
おそらく Apple はパリのような新しい海外拠点でもっと幸運に恵まれるだろう。
[Alley InsiderおよびBlogging Stocks経由]