Apple Cardの最も大きな欠点の一つ(少なくとも他の主要クレジットカードと比べて)は、MintやYNABといったファイナンシャルプランニングアプリと取引情報を直接共有できないことです。AppleはWalletアプリで支出に関する整理された情報を豊富に提供していますが、収入やその他の支出が含まれていないため、財務状況の全体像を把握することはできません。
2020 年 5 月 28 日更新: Apple は、エクスポート機能に Quicken (QFX) および Quickbooks (QBO) ファイル形式を追加しました。
幸いなことに、少なくとも取引データをエクスポートできるので、一部の金融ソフトウェアに手動でインポートすることができます。
この機能を利用するのにiOSのアップデートは必要ありません。サーバー側のアップデートです。そのため、この機能がすべてのユーザーにご利用いただけるようになるまでには少し時間がかかる場合があります。Apple Cardの月間取引履歴をエクスポートするには、以下の手順に従ってください。
1. Wallet アプリを開き、Apple Card を選択します。
2.左側の カード残高ボックスをタップします。
IDGまずカード残高を選択します。
3. 「明細書」セクションまで下にスクロールし、エクスポートする月をタップします。
IDG次に、エクスポートする月を選択します。
4. 「取引のエクスポート」をタップします。
IDG「取引のエクスポート」を選択します。
5. 取引をどのファイル形式でエクスポートするかを尋ねるポップアップカードが表示されます。ご希望の形式を選択してください。
IDGApple は現在、数多くの一般的なファイル形式をサポートしています。
6. CSVファイルとして保存することを選択した場合、プレビューが画面に表示されます。右上の「共有」ボタンをタップしてください。その他のファイル形式の場合は、共有シートがすぐに開きます。MacにAirDropしたり、印刷したり、 「ファイルに保存」を選択してiCloudなどのフォルダに保存したりできます。
IDGCSV ファイルを保存するには、右上の [共有] ボタンを使用します。
月々の明細書をエクスポートして、それをファイナンシャルプランニングサービスにインポートするのは少々面倒です。Apple Cardがファイナンシャルプランニングアプリと直接同期できればもっと簡単になるでしょう。例えば、非常に人気のファイナンシャルプランニングアプリであるMintでは、明細書のインポートが全くできません。この月々のエクスポート機能は、目標達成への第一歩と言えるかもしれませんし、プライバシーとセキュリティ上の理由から、Appleがこれ以上のことをしようとは思わないのかもしれません。