たいていの場合、iPhoneを武器にしている時は特に、Twitterの良質な投稿で書ききれる程度の情報しか必要ありません。しかし、140文字を超える場合は、自分のブログに投稿しようと考えています。そこで、CLT StudioのBlogPressとVirtueSoft.comのBlogWriterという2つのブログアプリを、iPhone向けブログツールの徹底比較で試してみることにしました。
ラウンド1:無料版
どちらのアプリも「Lite」版(一部機能が制限された無料版)が用意されています。BlogWriter Liteは投稿がテキストのみで、画像はサポートされていませんが、対応プラットフォームであればどれでも公開できます。BlogPress LiteはGoogle Bloggerにのみ公開できます。Bloggerをブログにしている場合は便利ですが、そうでない場合は役に立ちません。BlogWriterのフルバージョンを購入しても、サポートされるのはBlogger、WordPress、MetaWeblogサイト、MSN LiveSpacesのみです。BlogPressのフルバージョンは、これらのプラットフォームに加え、Drupal、Joomla、LiveJournalなど、さらに多くのプラットフォームをサポートしています。
第2ラウンド:ライティング

どちらのアプリも、あなたの知恵の宝庫を投稿する機能を備えていますが、BlogWriterにはいくつか欠点がありました。投稿にタグやカテゴリーを追加するオプションがなく、執筆中に横向き表示に切り替える機能もありません。これは、テキストベースの作業向けに設計されたアプリでは大きな問題です。BlogPressは横向き表示、タグ、カテゴリーを簡単に操作できます。BlogWriterのユーザーインターフェースは許容範囲内ですが、BlogPressの方が直感的で使いやすいように感じました。
第3ラウンド:写真
BlogWriterのフルバージョンを購入すると、写真のアップロードが可能になり、アプリの設定で写真のサイズを選択できるようになります。ただし、フルバージョンでもBloggerに写真を投稿するにはPicasaアカウントが必要です。大した問題ではありませんが、私はFlickrの熱狂的なファンなので、このアプリのためだけにFlickrを使い続けるつもりはありませんでした。
私がテストしたところ、BlogPressは写真を簡単に投稿でき、写真サービスについて特にこだわりもなく、実際に尋ねられることもありませんでした。実は、BlogPressのフルバージョンでは、設定なしで写真をサーバー上にホストしてくれるのです。(今週発表されたBlogPressのアップデートでは、Picasaのサポートに加えて、Flickrの画像アップロードもサポートされました。)BlogPressは複数の写真を投稿したり、ブログ上で写真の位置を移動したりすることもできます。これはBlogWriterにはない機能です。
第4ラウンド:出版

記事をまとめた後、どちらのアプリでも投稿は簡単でした。3G接続で写真を含めても投稿できました。どちらのアプリにもSafariでサイトを閲覧できるリンクが用意されており、シンプルで便利です。しかし、私は複数のブログを運営しているので、複数のアカウントにアクセスできる機能は今回のテストでは不可欠でした。複数のサイトへの投稿はBlogPressのみの機能で、BlogWriterは一度に1つのアカウントしかサポートしていないことがわかりました。BlogPressを使えば複数のブログにコンテンツを投稿するのも簡単で、これは大きなメリットです。
評決
GoogleのBloggerプラットフォームでホストされているブログ1つであれば、BlogPressの無料版で十分かもしれません。BlogWriterがサポートするプラットフォームに短いテキストの更新を投稿したい場合は、BlogWriter Liteが最適です。BlogWriterには、シンプルで便利なRSSリーダーも搭載されていますので、RSSリーダーをお探しの方はぜひお試しください。
しかし、基本的な機能以上の機能に興味があるなら、BlogPressの有料版が断然の勝者です。使いやすいインターフェース、横向き入力、手間のかからない写真アップロード、そして多数のブログプラットフォームへの対応が特徴です。さて、ブログに書く価値のある何かがあれば…
[ ジェフ・フィリップスは教育者、写真家、そしてテクノロジー擁護者です。彼のブログやポッドキャストで彼について知ることができます。 ]