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シンガポールの誰もがブロードバンドを利用できるように

シンガポールのすべての人にブロードバンドを:

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シンガポールは、すべての家庭や企業に最大1Gbpsの超高速インターネット接続を提供する全国ブロードバンドネットワークを計画している。

「今日、高速ブロードバンドネットワークは、経済発展、投資、人材誘致、教育、その他多くの活動にとって不可欠なインフラです」とシンガポールの情報通信芸術大臣リー・ブン・ヤン氏は語る。

リー首相は演説で、現在の国内のブロードバンドインフラでは今後数年間に急増するデータアクセス需要に対応できず、ネットワークのアップグレードが必要になると述べた。

2月にリー・シェンロン首相が予算演説で初めて概要を発表した次世代全国ブロードバンドネットワーク計画は、シンガポールのすべての家庭、学校、企業を繋ぐことになります。また、無線ブロードバンドネットワークもシンガポール全土を網羅する予定です。

政府関係者は、ブロードバンド・インターネットアクセスをシンガポールの経済発展における優先事項と位置付けています。シンガポールは1990年代にアジアでいち早くインターネットを導入しましたが、その後、韓国や日本といったアジア諸国がより高速で高度なネットワークを構築してきました。

リー情報大臣によると、ブロードバンドネットワークのアップグレードにより、シンガポール国民は海外にいる親戚や友人とビデオ通話で連絡を取り合うことができるようになるという。さらに、接続速度の高速化により、高解像度のインターネットプロトコルテレビ(IPTV)といった新たな消費者向けサービスも利用可能になる。「これにより、ビジネス効率が向上し、起業家にとって多くの新たな機会が生まれるでしょう」とリー大臣は述べている。

リー氏は、政府は民間企業と協力してネットワークを構築する計画で、プロジェクトを開始するために資金を提供する用意があると語った。

第一段階として、シンガポールの政​​府機関である情報通信開発庁(IDA)は、サービスプロバイダーに対し、無線ブロードバンド提供に関する提案の提出を呼びかけました。IDAが規定する運用モデルでは、サービスプロバイダーは、1年間の無料アクセスを含む基本サービスを可能な限り低コストで提供することが求められています。また、サービスプロバイダーは、ユーザーが追加料金を支払うプレミアムサービスも提供する必要があります。

— サムナー・レモン(IDGニュースサービス)

[デジタルワールド東京経由]

デリックの考え: 1 Gbpsのインターネットアクセス。よだれ