編集者注: 以下の記事は、PCWorld.com の Today @ PC World ブログから転載したものです。
数ヶ月にわたりスペック、写真、そして噂がリークされた後、HTC Droid Incredibleが4月29日にVerizonで正式に発売されます。価格は2年契約で200ドルです。同じくVerizonで販売されているMotorola DroidやHTC Droid Erisと混同しないようご注意ください。Droid IncredibleはAndroid 2.1を搭載し、HTCの最新ユーザーインターフェースSenseを搭載しています。3.7インチWVGA AMOLEDディスプレイ、スリムなデザイン、1GHz Snapdragonプロセッサを搭載したDroid Incredibleは、Droidユーザーを羨ましがらせるかもしれません。

デザイン的にはNexus Oneとよく似ていますが、本質的には昨年2月にスペインのバルセロナで発売されたHTC DesireのCDMA版です。Droid Incredibleは8メガピクセルのカメラを搭載しています(Nexus OneとDesireは5メガピクセルです)。また、Droid Incredibleには奇妙な「地形的」なバッテリーカバーが付いています。
Nexus Oneとの違いは、Droid Incredibleにはトラックボールではなく光学式マウスが搭載されていることです。RIM BlackBerryと同様に、HTCもトラックボールから光学式マウスへの移行を進めているようです(HTC DesireとLegendはどちらも光学式マウスを搭載しています)。
前述の通り、Droid IncredibleはAndroid 2.1上でHTCの最新ユーザーインターフェース「Sense」を搭載しています。HTC Desireを実際に試用した際、Nexus Oneと同じディスプレイを搭載しているにもかかわらず、HTC Senseの視覚的な魅力が際立つため、Desireの方がより美しく見えることに気づきました。
刷新されたSenseインターフェースには、ナビゲーションを容易にする便利な新機能がいくつか追加されています。私のお気に入りの機能は「Leap」で、マルチタスクをスマートに処理します。ホーム画面の任意の場所をピンチすると、開いているページのサムネイルが7つ表示されます。そこから、開いているアプリケーションを切り替えたり、閉じたりできます。
Verizon対応のNexus Oneを待っていたなら、Droid Incredibleを検討してみてはいかがでしょうか。スペックも優れ、ハードウェアも独特で、ユーザーインターフェースも優れています。HTC EVO 4Gが今春発売されるまでは、HTC Droid Incredibleが最高のAndroidスマートフォンと言えるかもしれません。しかし、次期iPhoneに匹敵する性能を持つのでしょうか?それは今後の展開を待つしかありません。