ソーシャルメディアのあらゆるニーズをワンストップで満たすEventBoxが、Macソフトウェアの世界で大きな一歩を踏み出します。RapidWeaverとLittleSnapperの開発元であるRealmac Softwareは、火曜日の朝、EventBoxをその開発元であるThe Cosmic Machineから買収したことを発表しました。

昨年7月、MacworldのJames Dempsey氏がEventBoxとそのソーシャル機能のすべてを詳しく紹介しました。私も先月、$300 Student Challengeの一環としてEventBoxを選びました。Facebook、Digg、Twitter、Google Reader、Reddit、Flickr、Identi.ca、さらには普通のRSSフィードなど、毎日別々のウェブサイトにアクセスして情報を得る代わりに、EventBoxはそれらをすべて1つの洗練された集中型アプリケーションにまとめています。さらに、Google Readerの見出しをアプリ内から直接FacebookやTwitterに投稿できるなど、いくつかのサービスが便利に連携します。スマートフォルダを作成して、あなたの「仕事」に合わせて友人や情報を整理したり、互換性のあるサービスに写真をアップロードしたり、後で読むためにInstapaperへのリンクを送信したりすることもできます。
Realmac Softwareの買収は、EventBoxがより多くのリソースと成長の余地を得ることを意味します。Realmacは優れた製品を市場に投入することに慣れているからです。RapidWeaverは長年「iWeb Pro」のアップグレード版として知られており、LittleSnapperは強力な「デザイナーとWeb開発者向けのiPhoto」として急速に人気を博しました。ソーシャルメディア分野の幅広いサンプルを扱うという点では、EventBoxにはまだ競合がほとんどいません。そのため、The Cosmic MachineとRealmacは既に一歩、あるいは三歩先を進んでいると言えるでしょう。
EventBoxは現在、繭の中に閉じこもり、11月に完了予定の変革プロセスを進めています。再登場時には、Socialiteに名称が変更されます。Realmacは、バージョン1.0以降の機能についてユーザーからのフィードバックをフォーラムで募集しています。過去にライセンスを購入したEventBoxユーザーには、Socialite 1.0ライセンスが無料で提供されます。それ以外のユーザーには、20ドルのライセンスが提供されます。MacHeist経由でライセンスを入手したユーザーには、割引価格でライセンスをアップグレードできるオプションが記載されたメールが届きます。