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PropellerheadがReason 6とReason Essentialsを発表

Propellerhead Softwareは火曜日、同社の音楽制作ソフトウェアの最新バージョン「Reason 6」を発表しました。注目すべきは、Reason 6がオーディオ録音、編集など、Reasonの旧バージョンとPropellerheadのRecordソフトウェアのあらゆる機能を統合している点です。

また、楽器やトラックに直接挿入できるエフェクトデバイスもいくつか追加されました。「Pulveriser」は、サウンドにコンプレッション、ディストーション、フィルター、モジュレーションをかけることができ、「The Echo」はその名の通り、ディレイ、フィードバック、カラー、モジュレーションを調整できるステレオエコーを作成します。「Alligator」は、シンセサウンドにリズムやアクセントを加えたり、パーカッションループを変更したりできるリズミカルテクスチャリングツールです。さらに、新しいピッチアジャスター「Neptune」を使えば、完璧なピッチのボーカルを作成できます。

Propellerheadは、Recordの後継ソフトウェアであるReason Essentialsも発表しました。Reason Essentialsは、ドラムマシン、ループプレーヤー、サンプラー、シンセ、リバーブ、ディレイ、ディストーションなど、Reason 6のコアツールに加え、豊富なインストゥルメントとエフェクトを備えています。Reasonと比較すると、ミキサーはよりベーシックで、エフェクトも少なくなっています。

Reason 6とReason Essentialsは現在ベータ版で、2011年9月30日よりPropellerheadのオンラインストアおよび世界中のPropellerhead販売代理店で販売開始となります。Reason 6の販売価格は450ドル、Reason Essentialsの販売価格は300ドルです。また、Reason 6の他のバージョンから170ドルでアップグレードすることも可能です。両プログラムのシステム要件は、Mac OS X 10.5.8以降、1GBのRAM、3GBのハードディスク空き容量です。