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Snagit スクリーンキャプチャツールが Mac で利用可能になりました

TechSmithは、これまでWindows版のみ提供されていたスクリーンキャプチャソフトウェア、Snagit for Macのパブリックベータ版を発表しました。OS Xではスクリーンショットの作成はそれほど難しくなく、Command + Shift + 3キーで簡単にできるので、わざわざSnagitのようなサードパーティ製プログラムを使う必要はありません。Snagitは、1つのウィンドウ、画面の一部、または単一のメニューのキャプチャや、画面画像への注釈付けなど、様々なタスクをスムーズに処理します。さらに、Snagitではスクリーンショットを柔軟に共有できます。

Snagitをインストールすると、画面右側に小さな引き出しが表示されます。これを引き出すとキャプチャが開始されます。ここからが楽しい作業の始まりです。サイズ変更可能なウィンドウのハンドルを掴んで、画面全体または一部を選択します。すると、Snagitが編集可能な画像を表示します。

そこから、数々の便利な機能を利用できます。テキスト、矢印、バブル、塗りつぶしを追加できるほか、共有したくない画像やテキストが含まれている部分をぼかすこともできます。他にも画面上の画像を扱うのに適したツールは数多くありますが、ここで紹介されている機能はPhotoshopのような本格的な画像編集アプリケーションには及びません。

TechSmithは長年にわたりWindows版Snagitを提供してきましたが、最近では強力なスクリーンレコーディングアプリケーションであるMac版Camtasiaもリリースしました。Snagitは、Acorn 2、Snapz Pro、ScreenFlow 2といった競合がひしめくMac向けスクリーンキャプチャソフトウェア市場に参入します。

Snagitはまだベータ版なので、バグが発生する可能性があり、新機能も開発中である可能性があります。エフェクトパネルは現在空で、「近日公開」というメッセージが表示されています。TechSmithは、ユーザーからのフィードバックに基づき、30~60日ごとにベータ版をアップデートすると発表しています。

無料でご利用いただける Snagit for Mac ベータ版には、OS X 10.5.8 または 10.6.1 を実行している Intel ベースの Mac が必要です。