MemeoとGoogleは本日、Googleドキュメント向けのMemeoConnectを発表しました。このクロスプラットフォームアプリにより、Google Apps Premier Editionのお客様は、Googleドキュメント経由であらゆるタイプのドキュメントを同期できるようになります。1月18日よりダウンロード可能となります。

これまでGoogleドキュメントは、Google独自のオフィス系ドキュメント形式(ワープロファイル、スプレッドシート、プレゼンテーション)の共有と共同作業に限定されていました。MemoConnectを使えば、Microsoft Officeドキュメント、動画、写真など、あらゆるファイルを同期できます。デスクトップからファイルやフォルダをMemeoConnectにドラッグするだけで、Googleのサーバーにアップロードされます。
これまでの他のファイル形式と同様に、MemeoConnect for Google Docs はアップロードしたすべてのファイルの履歴を保存します。また、フォルダをアプリにドラッグすると、Google 側でもファイル構造が自動的に再作成されます。
MemeoConnectは多くの点で、Dropboxのプレミアム版でありGoogleと連携した競合製品ですが、Dropboxが採用しているOS Xファイルシステムとの連携機能は現時点では備えていません。Google Apps Premier Editionとの連携を考えると、MemeoConnectはエンタープライズ顧客、特に中小企業をターゲットとしていることは明らかです。このソフトウェアを使用するには、Mac OS X 10.5以降とGoogle Apps Premier Editionアカウントが必要です。MemeoConnectのライセンス料金は、ユーザー1人あたり年間9ドルです。