
画像: Foundry | Alex Walker-Todd
AppleのiPhone Airは、ここ数年で最もエキサイティングで、かつ賛否両論を巻き起こしたスマートフォンと言えるでしょう。iPhone 17(8mm)やiPhone 17 Pro Max(8.75mm)と比べると、厚さ5.6mmのiPhone Airは薄さを感じさせ、軽量でバランスの取れたデザインは、何時間も持ち続けても快適です。
これが次期折りたたみ式iPhoneへの布石であることは容易に想像できます。ブルームバーグのマーク・ガーマン氏も最新のPower Onニュースレターでその点を指摘しています。「折りたたみ式iPhoneの外観については、チタン製のiPhone Airを2台並べたようなイメージを想像してほしいという声がますます高まっています。言い換えれば、超薄型で、デザイン的にも画期的なものになるでしょう。」
iPhone Air がデザインの偉業であることは疑いの余地がないが、2 台の iPhone Air を並べると厚さは 11.28mm となり、他の折りたたみ式携帯電話と比べるとそれほど薄くはない。
- オナーマジックV5:8.8mm
- Galaxy Z Fold 7: 8.9mm
- Oppo Find N5: 8.9mm
- Huawei Mate X6: 9.9mm
- Vivo X Fold 5: 9.2mm
- Xiaomi Mi Mix Fold 4: 9.5mm
- Pixel 10 Fold: 10.1mm
世界最薄の折りたたみ式スマートフォンという称号を獲得するには、Appleは本体の両側から約1.5mmの厚さを薄くする必要があるでしょう。これは確かに実現可能と思われます。カメラ台座が背面の部品の大部分を支え続けると仮定すると、バッテリー用の表面積はほぼ2倍になり、本体の薄型化につながる可能性があります。さらに、折りたたみ式iPhoneはFace IDを廃止すると予想されており、これもスペースの節約につながる可能性があります。
Appleは来年9月の2026年iPhone発表イベントで折りたたみ式スマートフォンを発表すると予想されています。ガーマン氏が指摘するように、このスマートフォンは「過去のiPhoneと比べて途方もなく高価」になると予想されており、おそらく2,000ドル以上から始まるでしょう。
著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長
マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。