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Macで様々な方法でテキストを削除する方法

Appleキーボードの削除

画像: Apple

Macを長年使っている方でも、初めて使う方でも、Deleteキーしか知らないかもしれません。これは厳密に言うと「後方削除」で、英語などの左から右に読む言語では、現在のカーソルの左側にある文字を削除します。Deleteキーには⌫という独自の記号があります。キーボードの年代によっては、「Delete」という文字、左向きの矢印「←」、あるいは矢印とラベルの両方が書かれている場合があります。(Macユーザーの場合、Deleteキーはほぼ常に「Delete」です。Backspaceキーはどちらかと言うと…Windowsの用語です。)

拡張キーボードでは、「前方削除」オプションが表示される場合があります。これは「Delete」または「Del」と表記されている場合があり、前方削除記号(⌦)が付いています。これを押すと、挿入ポイントの右側にある文字が削除されます。

ノートパソコンなどのよりコンパクトなキーボードでは、macOS では、ファンクション キー (fn) を押したまま、通常は後方削除に使用する Delete キーを押すことで、前方削除アクションを作成できます。

その他の便利な削除ヘルパーをいくつか紹介します (これらのキーボード コマンドの一部は、使用しているソフトウェアでは機能しない場合があります)。

  • 前方または後方への削除に Option キーを追加すると (Fn-Option-⌫ を含む)、macOS は一度に 1 単語を削除します。または、単語を正確に処理していない場合は、削除している方向の次の空白までのすべてが削除されます。

  • Control-H と Control-D も、macOS の Unix 基盤のおかげで、前方および後方への削除の代わりとなります。

  • Unix系のCtrl-Kキーは、挿入ポイントから行末までのすべての文字を削除します。一部のソフトウェアでは、これを段落の末尾(文書またはメール内でReturnキーを押した次の位置まで)と解釈します。他のソフトウェアでは、より文字どおりに、同じ表示行にある文字のみを削除します。

残念なことに、macOS では、ターミナル シェルで挿入ポイントから行の先頭までのすべてを削除する、Control-K の便利な補完機能である Control-U が省略されています。

この Mac 911 の記事は、Macworld の読者 Mike から寄せられた質問に対する回答です。

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著者: Glenn Fleishman、Macworld 寄稿者

グレン・フライシュマンの最新著書には、『Take Control of iOS and iPadOS Privacy and Security』、『Take Control of Calendar and Reminders』、『Take Control of Securing Your Mac』などがあります。余暇には、印刷とタイポグラフィの歴史に関する執筆活動も行っています。Macworldのシニア寄稿者で、Mac 911を執筆しています。