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AdobeがiPhone向けLiveCycleアプリをリリース

iPhone対応のFlash Playerはまだ理論上の段階ですが、Adobeは月曜日にロサンゼルスで開催されたAdobe Max 2009カンファレンスでiPhone対応製品を発表しました。同社は、企業向けビジネスオートメーションサーバーソフトウェア「LiveCycle」と連携する生産性向上ツールとして、初のネイティブiPhoneアプリを発表しました。

iPhone 向け Adob​​e LiveCycle Workspace Mobile ES2

Adobe LiveCycle Workspace Mobile ES2(まさに口にしやすい名前ですね)は、外出先でのタスク管理ツールとして宣伝されています。このモバイルアプリは、PDFドキュメントを使った自動化ワークフローを作成するためのサーバーベースのツールセットであるAdobe LiveCycle Enterprise Suiteのその他の変更点とともに導入されました。

LiveCycle iPhoneアプリは、自分に割り当てられたタスクまたは委任されたタスクのリストを表示します。未読のタスクの横には青い点が表示されます。リストされている各タスクには、日付と簡単な説明が記載されています。タスクの期限が近づくと、日付がオレンジ色に変わります。

タスクをタップすると詳細画面が表示され、タスクを割り当てた人(もう一度タップすると連絡先情報が表示されます)、閲覧可能なPDF添付ファイル、そしてタスクの承認または拒否ボタンが表示されます。Adobeによると、これによりユーザーは、購入依頼、請求書、契約書、休暇申請など、iPhoneからの承認/拒否が必要なタスクを処理できるようになります。

Adobe LiveCycle Workspace Mobile ES2(ささやくように唱えれば、まるで祈りのようです)はApp Storeから無料でダウンロードできます。ただし、このアプリを使用するには、AdobeのLiveCycle Process Management ES2、つまりエンタープライズ向けのサーバーベースソフトウェアが必要です。

LiveCycle Workspace ES2 Mobile は、iPhone に加えて、BlackBerry および Windows Mobile スマートフォンでも動作します。