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ウエスタンデジタルがWD TV Liveを開始

ウエスタンデジタルは火曜日、新製品「WD TV Live HDメディアプレーヤー」の発売を発表しました。WD TV Liveは従来のWD TVモデルのアップグレード版で、豊富な機能に加え、イーサネット接続とデジタルシアターサウンド機能が追加されています。現在149.99ドルで販売されているWD TV Liveは、テレビをホームメディアハブへと進化させることを目指しています。

コンセプトは変わりません。WD TVをテレビと外付けハードドライブに接続するだけです。WD TVは、外付けハードドライブからメディアファイルをテレビで再生できるように設計されています。そのため、WD TV LiveにはHDMIポートとUSBポートが搭載されています。このデバイスは、H.264、MKV、VIDEO_TSフォルダ、FLACオーディオなど、さまざまな種類のオーディオおよびビデオファイルをサポートし、フル1080p解像度のHDビデオを再生できます。

新しい WD TV Live は、再設計されたインターフェースを誇ります。

ウエスタンデジタルは、ユーザーを念頭に置いて製品を設計し、UIの使いやすさに特に注意を払っていると述べています。高解像度の機能を提供しながらも、一般ユーザーにとって簡単に操作できるように設計されています。

WDのマーケティングディレクター、シーマ・リンズコグ氏はMacworld誌に対し、初代WD TVの発売以来、Western Digitalのチームは消費者からの意見を積極的に求めてきたと語った。映画プレビュー画面機能などUIが改良されたことに加え、WD TV Liveは前モデルと比べて2つの大きな利点がある。1つ目は、サラウンドサウンド機能として、Digital Theater Sound(DTS)のサポート(従来はDolby Digitalをサポート)を追加したことである。

イーサネットポートを追加したWD TV Liveは、YouTube、Pandora、Flickrなどの人気ウェブサービスにボタンをクリックするだけでアクセスできます。また、外付けハードドライブ、Mac、Windows PCからコンテンツをストリーミングすることも可能です。

写真の表示、音楽の聴取、ビデオの再生をすべてテレビで行えます。

WD TV Liveのイーサネット機能はメディアの一元管理に役立つはずですが、WD TV Live自体にはストレージ容量がありません。これを見落としだと思う人もいるかもしれませんが、Western Digitalはこの製品を、内蔵ハードドライブがすぐにいっぱいになってしまうような大規模なメディアライブラリを持つユーザーをターゲットにしているようです。また、本体にストレージを搭載しないことで、価格を抑えることも可能になっています。