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ビデオ: GDC のインディペンデント ゲーム フェスティバルの受賞者

毎年、Game Developers Conference(GDC)では、自称「ゲーム版サンダンス」とも言えるインディペンデント・ゲーム・フェスティバル(IGF)が開催されます。このフェスティバルでは授賞式も開催されており、Bit.Trip Runner、Helsing's Fire、Minecraftなど、ノミネート作品と受賞作品をいくつかチェックしてみました。

Gaijin GamesのBit.Tripシリーズからは、「Bit.Trip Beat」と「Bit.Trip Runner」の2作品がノミネートされました。どちらもカラフルでレトロなグラフィックを特徴とし、Macでプレイ可能です(「Bit.Trip Beat」はiOSアプリとしても利用可能です)。「Bit.Trip Beat」は、よりパワーアップしたポンゲーム、「Bit.Trip Runner」(ビジュアルアート部門優秀賞受賞)は、レトロなプラットフォームゲームです。

モバイルゲームセクションでは、MikeNGreg 氏の iOS/Android ゲーム「Solipskier」を取り上げました。このゲームでは、プレイヤーが地形を操作してスキーヤーを進ませるのではなく、スキーヤーがプレイヤーの指示に従って地形を操作します。プレイヤーは指で山や谷を描き、スラロームのようなチェックポイントをスキーヤーが通過できるよう目指します。

Helsing's FireはIGFアワードのベストモバイルゲーム賞を受賞しました。これは視線移動型のパズルゲームで、プレイヤーは敵を照らし、ポーションを使って倒していく必要があります。敵は対応するポーションの色(赤、青など)でのみ倒せるため、プレイヤーはポーションを使用する前に、ヴァン・ヘルシングのたいまつを正しい場所(壁の後ろ、角の向こうなど)に配置し、正しい敵を照らす必要があります。

最後に、シューマス・マクナリー賞グランプリを受賞したMojangの『Minecraft』を取り上げました。『Minecraft』はサンドボックスゲームで、ゲーム内のあらゆるものが解体可能で、プレイヤーは手続き型生成の世界で集い、建築し、戦い、生き残ります。ゲームの核となるのは建築ですが、プレイヤーが倒して食料として利用できるモンスターや動物も登場します。『Minecraft』はMac、Windows、Linuxで利用可能で、iOS/Android版とコンソール版の両方が計画されています。

[ Sarah Jacobsson Purewal は Macworld に頻繁に寄稿しています。]