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アイオメガが4ベイNASを発表

アイオメガは木曜日、中小企業向けの新しい4ベイネットワーク接続ストレージ(NAS)システム「StorCenter ix4-200d」を発表しました。Mac OS X、Windows、Linuxの各OSで動作します。2テラバイト、4テラバイト、8テラバイト構成が用意され、価格はそれぞれ700ドル、900ドル、1,900ドルです。

ストレージセンター ix4-200d

StorCenter x4-200d には、RAID 5 アレイとして構成された 4 つのホットスワップ可能な SATA II ドライブ ベイが搭載されていますが、RAID 10 (自動 RAID 再構築付き) または JBOD (Just a Bunch Of Disks) 構成としても構成できます。

システム内部では、EMC LifeLineソフトウェアを搭載した組み込みLinuxオペレーティングシステムが稼働しています。AppleのTime Machineソフトウェアと互換性があり、Retrospect Expressも付属しています。このデバイスはiSCSIストレージシステムとして構成できます(MacユーザーはiSCSIイニシエータソフトウェアが必要です)。サポートされているプロトコルは、AFP/Bonjour、SNMP、FTP、HTTP、Linux/Unix NFS、Microsoft CIFS/SMB/Rallyです。Active Directoryをサポートし、データセンター向けVMware vSphereテクノロジーの中核コンポーネントであるESX Server 3上のNFSおよびiSCSIについてVMware認定を受けています。

StorCenter ix4-200dは、外部にデュアルギガビットイーサネットポートを搭載しており、リンクアグリゲーション、ネットワークフェイルオーバー、または別サブネットへの接続が可能です。また、プリンタやストレージ拡張に使用できるUSB 2.0ポートを3つ搭載しています。本体前面の「QuikTransfer」ボタンを使えば、USBドライブから即座にデータを転送できます。前面のLCDパネルには、本体の容量、ネットワーク情報、QuikTransferジョブのステータスが表示されます。

StorCenter ix4-200dは主にビジネスユーザー向けですが、メディアサーバー機能も備えており、DLNAおよびUPnP認定を取得しています。iTunesサーバーとして機能したり、Xbox 360やPlayStation 3などのゲーム機とファイルを共有したりできます。また、Axis IP監視カメラにも対応しています。