中国のApp Storeから数万本のゲームが削除される

ブルームバーグによると、Appleは中国版App Storeから3万本のアプリを削除した。削除されたアプリのうち90%はゲームだ。

この動きの背景には、2016年に施行された法律があります。この法律では、開発者が中国でアプリの承認を得るには、中国当局の許可を得なければならないと規定されています。これまで、企業は様々な抜け穴を駆使して規制を回避してきましたが、Appleは今後、法律の遵守を徹底する義務を負います。

『グランド・セフト・オートV』のような人気ゲームの多くは、暴力的すぎるとみなされているため、中国当局からライセンスを取得できていません。ウイルスなどのデリケートな素材を扱うゲームについても、許可を得るのは困難でしょう。

今年初め、人気のポッドキャストアプリが、禁止されているコンテンツへのアクセスを可能にしているという理由で削除されました。同様の規則は、Google Playなどの他のアプリストアにも適用されます。

この記事はもともとMacworld Swedenに掲載されました。翻訳：David Price。