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YouTube のピクチャー イン ピクチャーがついに iPhone と iPad に登場 (更新: あるいは登場しない)

AppleはiOS 14でiPhoneに、iOS 13でiPadにピクチャ・イン・ピクチャ・モードを導入しましたが、YouTubeアプリではその機能に気づきません。この機能は技術的には1年近く前から存在していましたが、先週削除されるまではPremium会員限定でした。

本日、GoogleのTeam YouTubeのTwitterアカウントは、この機能が「iOS 15以降のすべてのデバイスで数日中に」展開される予定であることを確認したようです。アカウントはこの機能が引き続きプレミアム機能として提供されるかどうかについては明言していませんが、それは問題ではありません。数時間後、この機能はYouTubeアプリではなく、月額65ドルのYouTube TVで提供されると述べ、コメントを「明確化」しました。

念のため確認ですが、現在展開されているのは、iOS 15以降のデバイス向けのYouTube TVのピクチャー・イン・ピクチャーです。YouTubeアプリ向けのピクチャー・イン・ピクチャーについておっしゃっている場合は、Androidスマートフォンのプレミアム会員のみがご利用いただけます。https://t.co/wB9vUWtm3U

— TeamYouTube(@TeamYouTube)2022年4月11日

ピクチャ・イン・ピクチャを使用すると、動画の視聴を続けながら別のアプリに切り替えることができます。Safari、FaceTime、Chromeなどのピクチャ・イン・ピクチャ対応アプリでは、動画の再生中にアプリからスワイプアウトすることで、動画を画面下部に最小化できます。動画は開いているアプリの上に重ねて表示され、サイズを変更したり、画面の任意の隅に移動したりできます。

この機能はYouTubeにとって非常に役立つはずです。現状では、何かを視聴するにはアプリを画面上に開いたままにしておく必要があります。新しいアプリに切り替えたり、ホーム画面に戻ったりすると、動画の再生が停止してしまいます。しかし、実際にこの機能を使いたい人は、Androidスマートフォンに乗り換える必要があるようです。

他のアプリでピクチャ・イン・ピクチャをオンにするには、設定アプリの「一般」タブに移動し、 「ピクチャ・イン・ピクチャ」をタップします。次に、「PiPを自動的に開始」のトグルをオンにします。

著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長

マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。