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AppleがiOS 10.1アップデートをリリースし、iPhone 7でポートレートカメラが利用可能に

Appleは月曜日、iPhone向けOSの初のメジャーアップデートとなるiOS 10.1をリリースしました。新しいiOS 10.1には、iPhone 7向けに大々的に宣伝されている新機能「ポートレートカメラ」が搭載されています。ポートレートカメラは、写真に奥行き効果を加え、手前の被写体にフォーカスを合わせ、背景をぼかします。

アップデートをインストールする前に、iOSデバイスを必ずバックアップしてください。iOS 10.1アップデートはiPhoneに直接インストールできます。設定アプリを起動し、「一般」>「ソフトウェア・アップデート」をタップしてください。デバイスをMacに接続し、iTunes Macアプリを使用してアップデートすることもできます。アップデートのサイズは203.7MBです。

iPhone 7のポートレートカメラについて詳しくはこちら

さらに多くの新機能と修正

ポートレートカメラはiOS 10.1の目玉となる新機能です(Appleによるとベータ版です)。iPhone 7ユーザーでなくても、アップデートをインストールする理由は他にもたくさんあります。Appleによると、今回のアップデートに含まれる機能の一部をご紹介します。

  • 写真アプリの人物名はiCloudバックアップに保存されます
  • 大規模な交通機関の駅を結ぶすべての地下構造物と通路のレイアウトを含む、標識ベースの交通ナビゲーション
  • 代替交通ルートを表示する際の交通料金の比較
  • メッセージ: バブルと全画面効果を再生する新しいオプション
  • メッセージアプリで撮影して送信した動画の音声が欠落する可能性がある問題を修正
  • Apple Watch: アクティビティアプリのワークアウト概要に、屋外での車椅子でのランニングペースと屋外での車椅子でのウォーキングペースの距離と平均ペースを追加
  • サードパーティ製アクセサリとのBluetooth接続を改善

iOS 10.1アップデートには、多数の修正が含まれています。AppleによるiOS 10.1に含まれる内容のリストをご覧ください。AppleはiOS 10.1のセキュリティ修正のリストも別途公開しています。

著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター

ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。