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スティーブ・ジョブズ追悼デザイナーがコカ・コーラの広告キャンペーンを制作

アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏が10月に死去した後、話題となった同氏への追悼デザインを手がけた学生デザイナーが、コカ・コーラ社に就職した。

香港出身の20歳の学生、ジョナサン・マックさんが、コカ・コーラの広告に使われるイラストを制作しました。このデザインは、コカ・コーラの缶や過去の広告で使われていたリボンの形をした両手が、互いにボトルを手渡し合っている様子を描いています。

Creativity Onlineによると、現在香港理工大学で学んでいるマック氏は、2011年8月にジョブズ氏がアップルを退社した際に自身のブログに投稿した追悼のデザインが好評だったことを受けて、コカコーラでの仕事は「幸運な偶然」だったと語ったという。2か月後にジョブズ氏が死去すると、そのデザインはネット上で話題となり、世界中のソーシャルネットワーキングサイトやアップルのフォーラムに再投稿された。

その後、マック氏はコカコーラ社から連絡を受け、「コークをシェアする」というシンプルなコンセプトに基づいたデザインを作成するよう指示された。

(上: マックのジョブズへのトリビュートと彼の新しいコカコーラのポスター)

「ポスター制作のアプローチは、スティーブ・ジョブズのAppleロゴにかなり似ていると思います」とマック氏はCreativity誌に語った。「こういうイメージは広告にとても合っています。理解するのに少し時間がかかりますが、すぐに『なるほど!』という瞬間が訪れます。」

学業を終えたら広告業界に進みたいかと聞かれると、マック氏はこう答えた。「スティーブ・ジョブズのアップルのロゴのように、人々に影響を与えることができる良い仕事をしたいだけです。」

著者: アシュリー・マクロ、Macworld アフィリエイト責任者

アシュリーはMacworldのアフィリエイト責任者です。信頼できる専門家による購入アドバイスを提供することが彼女の得意分野です。最も評判の良い消費者向けテクノロジー製品やサービスを見つけ、必要以上にお金を使わないようお手伝いします。