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アプリのアップデート時に発生する5002エラーを修正

ここ1週間ほど、iTunesからiPhoneアプリをアップデートできないという問題が発生していました。アプリケーション画面で、ウィンドウ下部の「[#] 利用可能なアップデート」リンクをクリックすると、「不明なエラー」の番号5002が表示されていました。(ご存知の通り、5002は「不明な」エラーを表す非常に具体的な番号です。話が逸れてしまいましたが。)

指示通りに後から何度も試してみましたが、結局ダメでした。さらにイライラしたのは、iTunesがアップデートが必要なアプリの数をカウントし続けたことです。最初は5個だったのが、12個、そして18個と増え続け、ついに今日の午前中には26個のアップデートが利用可能だと表示されました。どれも手の届かないところにあるのです。

iTunes 5002 エラー

iTunesを再起動したり、iTunesアカウントからログアウトして再度ログインしたりと、問題を解決しようと試みましたが、どれも効果がありませんでした。Appleのサポートサイトにも解決策は掲載されていませんでした。

ついにWeb全般を調べ始めました。Googleで検索してみると、同じエラーに関する報告が多数見つかりました。影響を受けている方によると、このエラーは2つの状況で発生するようです。1つは私の場合のように「利用可能なアップデート」リンクをクリックした時、もう1つは1-Click購入を利用していない方で、iTunesのショッピングカートにアクセスした時です。また、この問題はiTunes 8に限ったようです。

ありがたいことに、Apple のディスカッション スレッドで、私にとって有効な解決策も見つかりました。

ライブラリにアプリがある場合は、黒いアイコンだけのものを削除してください。これで5002エラーが解決し、削除したアプリを無料で再度ダウンロードできるようになります。

一般的なiPhoneアプリアイコン

案の定、iTunesのアプリケーション画面を見ると、汎用アイコンのアプリケーションが5つありました(右図)。これらの「汎用」アプリの名前をメモし、それぞれ削除しました。ゴミ箱への移動を求められた場合は、アプリをゴミ箱に移動するように選択しました。その後、iTunes Storeにアクセスし、それぞれを再購入しました。(アプリを再購入しても、iTunesは実際には料金を請求しません。無料で再ダウンロードできます。)

この手順を実行した後、 iTunesの[#]「利用可能なアップデート」リンクをクリックしても期待通りに動作し、5002エラーは発生しなくなりました。アップデートが必要なアプリのリストを確認し、アップデート版をダウンロードできるようになりました。