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報道:折りたたみ式iPhoneは超薄型で折り目がなく、価格は2,000ドル以上

現時点では、初の折りたたみ式iPhoneはAirPowerとApple Carの間に位置すると考えられていますが、噂によるとまだ登場するとのこと。そして最新の報道によると、非常に高額になるとのこと。

ミンチー・クオ氏によると、Apple初の折りたたみ式iPhoneは「2,000ドルから2,500ドル以上の販売価格になる見込み」とのことだ。そうなると、これまでで最も高価なiPhoneとなり、一部のハイエンドMacBook Proに匹敵することになる。また、1,600ドルで販売されているGalaxy Z Fold6よりも高価だ。

同氏は、このデバイスは「真のAI駆動型スマートフォン」となり、「チャットボットと旅行計画について話し合いながら、同時にフルマップアプリを表示できるようなシナリオが可能になる」と述べている。報道によると、iOS 19でリリースされると予想されていたAppleの「会話型」Siriは、iOS 20に延期され、2027年までリリースされないという。

スペックに関しては、クオ氏によると、この端末は「ブックスタイル」のデザインで、5.5インチの外側ディスプレイが開き、7.8インチのディスプレイになるという。注目すべきは、ステンレススチールとチタン合金のヒンジにより、画面に折り目が全くつかないことだという。また、折りたたみ時の厚さは9mmから9.5mm、展開時は4.5mmから4.8mmになるとクオ氏は述べている。ちなみに、世界最薄の折りたたみ式スマートフォンであるOPPOのFind N5は、折りたたみ時の厚みが9mm未満、iPhone 16 Pro Maxは8.25mmとなっている。

クオ氏はまた、このスマートフォンにはデュアルカメラが搭載され、前面カメラは「折りたたんだ状態と開いた状態の両方で」アクセス可能になると述べています。そして最後に、Face IDは搭載されず、iPad miniのように電源ボタンに内蔵されたTouch IDが採用されるとのこと。

しかし、クオ氏は折りたたみ式iPhoneも間もなく登場するとも述べています。量産は2026年後半、発売は2027年頃とされています。しかも、これは遅延がなければの話ですが、遅延があれば、発売時期は既に何年も先延ばしになっています。

著者: マイケル・サイモン、Macworld編集長

マイケル・サイモンは20年以上にわたりAppleを取材しています。iPodがまだiWalkだった頃からSpymacで噂を取材し始め、Appleがこれまでに製造したほぼ全てのiPhoneを所有しています。妻と息子、そして数え切れないほどのガジェットと共にコネチカット州に住んでいます。