NASAのアポロ11号の乗組員による月面着陸40周年を機に、月の隣人についての情報をもっと知りたがっているなら、Googleは月曜日、まさにそれを提供することを約束する新しいGoogle Earth機能を発表した。
GoogleはGoogle Earthで月面のパノラマ写真、歴史的な動画、NASAの着陸船のレンダリング画像、そして地球周回衛星に関する膨大な記事などを掲載した「Moon」をついに公開した。公開は、1969年7月20日の人類初の月面着陸記念日と重なるという絶妙なタイミングで行われた。
「このツールにより、何百万人もの人々が宇宙、月、そして人類が共に成し遂げた最も意義深く素晴らしい発見のいくつかについて学ぶことが容易になります」と、女性初の宇宙旅行者であるアヌーシェ・アンサリさんはグーグルのウェブサイトのブログ投稿に書いた。
「Google Earth の『Moon』では、月面画像だけでなく、アポロ着陸地点に関する情報コンテンツ、アポロ宇宙飛行士が撮影したパノラマ画像、ナレーション付きツアーなど、様々なコンテンツを探索できます。この教育ツールは未来への重要な一歩であり、世界中の若者の夢を育み、新たな大胆な目標を刺激する手段になると信じています」とアンサリ氏は付け加えました。

Google Earth の「Moon in Google Earth」は、地球の海、星座、火星の画像にアップデートを加えた以前のバージョンに続く、Google Earth の最新バージョンです。
Google Earthの月プロジェクトのプロダクトマネージャー、マイケル・ワイス=マリク氏は自身のブログ記事で、この製品はアポロ11号の着陸ミッションを言葉と写真で記録することを目指していると述べています。また、ガイド付きツアーや、宇宙飛行士が撮影した写真が3Dストリートビュー形式で表示されます。
「Googleは、Google EarthにMoonをリリースすることを誇りに思います。これにより、月面に立つ体験をより深く理解できるようになります」とワイス=マリク氏は述べている。「Moonは、歴史書に記されたアポロ計画の物語を、没入型でインタラクティブな3D環境で再現します。」
Google は、NASA のエイムズ研究センターや日本の宇宙機関 JAXA と協力し、この機能のコンテンツの多くを開発した。