
Mac Pro(Thunderboltへのアップデートがまだ行われていない)とUSB 3.0ハードドライブをお持ちの場合は、HighPointの新しいRocketU Quad USB 3.0 PCI-Eカードをインストールすることで、USB 3.0の速度を活用できます。RocketUは4つのUSB 3.0ポートを備え、各ポートの速度は5Gbps(USB 2.0は480Mbps)です。RocketUはUSB 2.0ドライブでも使用できますが、速度向上のメリットはありません。
RocketUの各ポートには4台の異なるハードドライブを接続でき、各ドライブがデスクトップに表示されます。RocketUにはRAIDコントローラーも搭載されており、最大4台のデバイスをRAID 0、1、5、または10アレイとして構成できます。HighPointには、WebベースのRAID管理ソフトウェアが付属しています。
RocketUは125ドルです。
Appleが2月にMacBook Proに初めて実装した新しい接続技術、Thunderboltは、高速データ転送を約束しています。しかし、Thunderbolt対応ハードドライブの市場投入は遅れており、6ヶ月が経過した現在も、Thunderbolt対応ストレージデバイスの大量投入を待ち望んでいます。PromiseのPegasus R4およびR6 RAIDアレイ、そして49ドルのApple Thunderboltケーブルがあるだけで、他には何もありません(ストレージ以外のデバイスとしては、AppleのThunderbolt Displayもあります)。ハードドライブではUSB 3.0が標準装備となり、MacではUSB 2.0が標準装備となった今、USB 3.0の速度を活かすにはThunderboltが唯一の手段ですが、USB 3.0-Thunderboltアダプタすら存在しません。
17インチMacBook Proをお持ちの方は、LaCie製などのUSB 3.0 ExpressCardを入手できます。一方、iMac、Mac mini、13インチMacBook Pro、15インチMacBook Pro、MacBook Airをお使いの方でUSB 3.0の速度を利用したい方は、アダプタの発売をお待ちください。