iPhone 4のユーザーの中には、 Macworldの編集者を含む一部のユーザーが新しいiPhoneの受け取りを始めているものの、Appleの最新スマートフォンの正式発売は木曜日の朝まで待たなければなりません。ところが、iPhone 4向けに設計されたあるソフトウェアは、水曜日の夜遅くにApp Storeに登場しました。
このアプリは、Appleのデスクトップ向けビデオ編集ソフトウェアの多くの機能をiPhone向けに提供しています。機能があまりにも豊富なため、モバイル版のiMovieはiPhone 4とその高性能なA4プロセッサでのみ動作します。

2週間前の世界開発者会議(WWDC)で発表されたiMovieは、これまでiPhone 3GSに搭載されていた限定的なビデオ編集機能を大幅に拡張しました。ユーザーは、同端末のビデオカメラで撮影した映像をトリミングし、完成した作品をメール、MMS、またはWebで共有することはできましたが、それだけでした。
iPhone版iMovieは、大幅に機能を強化しました。ドラッグハンドルを使ってクリップをトリミングしたり、ズームインしてより細かな編集を行ったりできます。iPhone 4を携えたスピルバーグ監督は、タイトルだけでなく、クロスフェードやテーマに基づいたトランジションも追加できます。また、各プロジェクトのテーマに付属する音楽やiTunesライブラリに保存されている曲を追加することもできます。さらに、フォトライブラリから静止画をプロジェクトに挿入し、パン&スキャンによるケン・バーンズ効果を好みに合わせて調整することも可能です。動画共有のための配信オプションは変わりませんが、360p、540p、720pの解像度で動画をエクスポートできるようになります。
これらの機能は、アプリの軽量化には貢献していません。iPhone版iMovieはApp Storeから30.6MBのダウンロードが必要です。価格は5ドルで、iOS 4で動作します。iPhone 4に搭載されているOSがiOS 4なので、当然と言えるでしょう。
iPhone 用 iMovie のハンズオンとモバイル アプリの完全レビューを近日中に公開予定です。