シリコンケースは、かさばることなくしっかりと保護してくれるという、まさに両方の長所を兼ね備えています。今週のiPodケース特集では、iPod touch用のシリコンケースを3つご紹介します。
エージェント18 フラワーベスト
Agent 18の30ドルのフラワーベスト( )は、iPod touchに彩りと遊び心を添えてくれます。ブラウンとライトブルーの花の組み合わせ、またはピンクとグレーがかったピンクの花の組み合わせの2色からお選びいただけます。私が試用した際、ブラウンのフラワーベストの前面の花が1つ剥がれ始めましたが、数週間使用しても残りの花はしっかりと固定されています。
フラワーベストは、画面以外のiPod touch全体をカバーします。フラワーベストをiPod touchに装着した状態では、無線の受信やホームボタンの押し方に問題はありませんでした。ケースは画面の端まで届きますが、シリコンには多少の伸縮性があるため、画面端にあるボタンを押す必要がある場合は、ケースの端を押したり引いたりすることで外側にスライドさせることができます。

Agent18は、Flower VestにiPodスピーカー用のドックアダプターを同梱しています。これにより、ケースを外すことなく、Vestを装着したiPod touchをドッキングできます。これは嬉しい機能です。総じて、Flower VestはiPod touchにちょっとしたフラワーパワーを加えたい方にぴったりの、ベーシックなケースです。
DLOジャムジャケット
DLOの20ドルのJam Jacket ( ) を手にした第一印象は、 ごく普通のシリコンケースというものです。もしシリコン自体のことだけを言っているのであれば、その通りです。シリコンはiPod touchをしっかりとカバーし、ケースにはある程度の伸縮性があるので、画面端にあるボタンのタップ操作を妨げません。

Jam Jacketのユニークな点は、ベルトクリップがしっかりと固定されていることです。iPodケースによくあるバネ式ヒンジクリップではなく、Jam Jacketのクリップは湾曲した形状で、回転させてスタンドとして使用できます。ベルトクリップとして装着すると、iPod touchをベルトにしっかりと固定するには少し窮屈に感じましたが、クリップを外すとスタンドとして機能し、縦横どちらにも立てて使用できます。また、ヘッドホンケーブルを収納するクリップとしても使用できます。ただし、クリップを取り外すことができないため、他のケースよりも全体的にかさばってしまいます。
DLOには、iPod touchの画面を保護するための透明なプラスチック製オーバーレイ「Surface Shield」が付属しています。このシールドはタッチスクリーンの機能を全く妨げませんでした。
価格を考えると、Jam Jacketはかなりお買い得です。アクセス性を損なうことなく、完璧な保護を提供してくれます。腰に装着するベルトクリップはあまり頼りになりませんが、スタンドとして使うのは気に入っています。
パワーサポートシリコンジャケット
Power SupportのiPod touch用シリコンジャケット(30ドル、 原文ママ)は、ベーシックなシリコンケースです。iPod touchの画面以外を覆うケースもありますが、このシリコンジャケットは端の部分しか覆わず、表面の保護はあまり期待できません。Power Supportは、画面を傷から守るための透明プラスチックフィルム(Crystal Filmの低品質版)を提供していますが、それ以外はiPod touchの表面は保護されていません。

ケースは画面の端までカバーしていますが、画面端のボタン類がケースに邪魔されるようなことはありませんでした。iPodのドックコネクタポートに埃や汚れが入らないよう、付属のシリコンプラグが便利です。もちろん、シリコンジャケットを使い始めて数日後にはプラグはちゃんと紛失してしまいました。ケースにはストラップ(別売)用の小さな穴が2つ付いています。
シリコンジャケットは高価に感じます。特に、20ドルから25ドルでより保護力の高い同様のシリコンケースが見つかることを考えるとなおさらです。このタイプのケースがお好みの方、あるいは単にグリップ力を高めたいだけの方には、シリコンジャケットが最適です。カラーはホワイト、ブラック、半透明の3色からお選びいただけます。