編集者注: 以下のレビューは、Glenn Fleishman 著『Five Star Apps: The Best iPhone and iPad Apps for Work and Play』(2010 年、Pearson Education および Peachpit Press) からの抜粋です。
私たちのほとんどは、完璧に順序立てて考えることができるとは言えません。私たちは、整理しようとしているアイデアがごちゃ混ぜになっている状態です。マインドマッピングは、関連するアイデアを「木の葉」のように結びつける手法の一つです。まず、主要な概念を表す頂点のノードから始め、アイデアを展開していくにつれて、木の枝がどんどん伸びていき、「葉」が広がっていきます。適切な人にとって、マインドマッピングは集中力を高める優れたツールです。
Markus Müller 氏のMindNode は、すべての iOS デバイスでマインドマッピングを実現し、タップ&タイピングのシンプルさでマップを作成できます。メインノードをタップし、プラス記号 (+) をタップすると、新しい補助枝が追加されます。任意のノードをタップして選択し、ドラッグすると、そのノード (および補助枝) をツリーの別の場所に移動できます。開発者はタッチジェスチャーを巧みに使いこなしています。

グラフィカルなアプローチはアイデアをスケッチするのに適していますが、MindNodeでは右上のアウトラインボタンをタップすることで、マップをテキストのアウトラインとして表示することもできます。マップの作成中にピンチ操作で拡大表示することで、一度に表示範囲を広げたり狭めたりできます。ノードをタップし、上部のゴミ箱アイコンをタップすると、そのノードの枝を削除できます。
このアプリは、デスクトップ版であるMindNode for Mac(通常版およびプロ版)と連携して動作します。デスクトップ版との間でファイルを転送できます。Wi-Fi転送モード(同期の項目に少し隠れています)では、WebDAVを使用してローカルネットワーク経由で共有できます。また、このアプリでは、テキスト、画像、アウトライン作成に多くのプログラムで使用されている交換可能なファイル形式など、様々な形式でノードをメールで送信したり、Dropboxにアップロードしたりできます。さらに、iOSデバイスでビデオ出力をサポートし、外部モニターにマップを表示することも可能です。
[ Glenn Fleishman は Macworld のシニア寄稿者です。]