[編集者注:以下のレビューは、MacworldのGemFest 2009シリーズの一部です。2009年6月末まで毎日、MacworldのスタッフがMac Gemsブログで、お気に入りの無料または低価格のプログラムを簡単に紹介していきます。過去のMac Gemsのリストは、Mac Gemsのホームページをご覧ください。 ]
アプリケーション開発者は、人々が天気に夢中になっているという基本的な事実を知っています。MacとiPhoneの両方で利用できる数多くの天気ウィジェットやアプリが、この事実を証明しています。Wxは、ひしめく気象アプリの分野に新たに参入したアプリです。強力な機能と、少し変わったユーザーインターフェースを備えています。
Wxは、傘を持っていくべきかどうかの判断を助けてくれたり、ドック、アプリのメインウィンドウ、またはフローティングミニディスプレイで現在の気温を簡単に確認したりすることができます。しかし、Wxは天気を真剣に知りたい人のためのアプリです。郵便番号、市区町村と都道府県の組み合わせ、緯度/経度を入力するか、Googleマップ上の地点をクリックすることで、最大20地点を追跡できます(緯度/経度がわからなくても特定の場所を表示できる便利な方法です)。

何よりも素晴らしいのは、場所ごとにWxAlertsを設定できることです。これにより、その場所で気象警報が発令された際に特定のアクションがトリガーされます。例えば、お子様の通学区域でハリケーン注意報が発令された場合、WxAlertsを設定してテキストメッセージ、メール、またはAppleScriptで通知を受け取ることができます。
Wx には、アプリケーションがエクスポートする RSS ファイルに基づいて天気データを表示するオプションのスクリーンセーバーも含まれています。
Wxのパワーは、インターフェースによってわずかに損なわれています。例えば、場所をドラッグ&ドロップしてリストの順序を変更することはできません。「場所設定の編集」をクリックし、ドロップダウンメニューを使って場所を移動する必要があります。また、Wxには設定できる設定項目が多数ありますが、すべて同じ画面に表示されるため、少し煩わしく感じます。

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[スコット・マクナルティは MacUser の上級寄稿者であり、blankbaby でブログを運営しており、『Building a WordPress Blog People Want to Read』(Peachpit Press、2008 年)の著者でもあります。 ]