
先日、SeagateのDigital Audio Video Experience(DAVE)デバイスに関する最初の発表を聞き逃してしまいました。言い訳はできません。ただ、仕事で失敗しただけです。申し訳ありません。でも、今ここにいるから、必ず埋め合わせをするつもりです。それで、話が変わります。
DAVEは、10~20GBのハードディスクドライブを内蔵したストレージに加え、Wi-FiとBluetoothを備えた小型デバイスです。携帯電話などのポータブルデバイスのストレージとして利用でき、ワイヤレスでDAVEとデータをやり取りできます。また、片側には小型のミニUSBポートも搭載されており、有線接続にも対応しています(おそらく充電用にもなるでしょう)。デバイス本体は非常に小型で、重さ2.5オンス(約75g)、サイズはわずか3.5 x 4.7 x 0.47インチ(約8.3 x 11 x 1.2cm)です。充電式リチウムバッテリーは、使用時10時間、スタンバイ時14日間駆動すると謳っています。
これだけの技術をこれほど小さなパッケージに詰め込んだのは素晴らしいことですが、人々がどれほどこれを便利だと感じるかという疑問が残ります。10~20GBという容量は、現在の携帯電話の容量からすると大きな増加ですが、ポータブルメディアプレーヤーにとってはそれほど便利とは思えません。ポータブルメディアプレーヤーの多くは、はるかに多くのデータを保持できるからです。携帯電話に関して言えば、どうせ2つのデバイスを持ち歩くのであれば、携帯電話に加えてメディアプレーヤーも持ち歩くのは良い考えです。ロバート・スコブル氏は、iPhoneには便利だろうと考えています。良いアイデアですが、市場はかなり限られているでしょう。
SeagateはDAVEを単体で販売するのではなく、パートナー企業が活用できるプラットフォームとして展開しています。現時点では価格は未定ですが、第2四半期に販売開始予定です。
[ギズモード経由]