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エキスポノート:Macworld/iWorldでビジネスに着手

Macworld/iWorld は最近週末まで続くこともありますが、今年のショーでは仕事に集中できる生産性重視の iOS アプリが数多く展示されていました。

RecosoftはiPad向けPDF2Officeの新バージョンを発表しました。書式設定や画像を含むPDFを編集可能な形式に変換するこのアプリは、タッチ操作でPDFを変換できる利便性を追求しています。例えば、PDFの一部をドラッグして選択し、タップしてメール送信を選択できます。すると、その部分が編集可能なテキストに変換され、メール本文に挿入されます。

PDF2Office for iPad を使用すると、PDF をタブレットで編集可能な形式に変換できます。

PDF2Officeには3つのバージョンがあります。15ドルのPDF2Office for iWorkはApple iWork形式に変換し、15ドルのPDF2Office Office for BusinessはMicrosoft Office形式に変換します。3ドルのLite版は、PDFをテキストとRTF形式のみに変換します。

BackBlazeのiPhoneバックアップアプリ

Backblazeは、MacおよびWindowsパソコン向けのバックアップサービスと連携する新しいiPhoneアプリを発表しました。このアプリでは、iPhoneからアカウントにログインし、バックアップしたすべてのファイル(外付けドライブに保存されているものも含む)を閲覧・プレビューできるほか、最大30MBのファイルをダウンロードできます。動画や音楽ファイルの再生、画像のツイートなど、様々な機能も利用できます。今月末にリリース予定のこのアプリは、月額5ドルのサービス加入者には無料で提供されます。

一方、Byte Squaredは、iPadでMicrosoft Office文書を編集できる同社製の8ドルのツール「Office2 HD」の次期バージョンをプレビューしました。今月末にリリース予定のこのアップデートでは、安定性の向上、自動保存機能の追加、そして(特にPowerPointとExcelユーザーにとって重要な)図形だけでなく、グラフや「スマートアート」オブジェクトのレンダリングの改善が図られています。また、アプリが対応するクラウドサービスの数も増加しています。

アップデートに関する最後のお知らせ:Theory.ioは、7ドルのiPad向けメモアプリ「ProjectBook」のアップデートを発表しました。同社は、メモをリアルタイムでインデックス化する自然言語処理ツールを改良し、同じテーマのメモを見つけて関連付けられるようになりました。また、Theory.ioはアプリのスケッチ機能も高速化し、ProjectBookユーザーがメモに絵や数式、手書きの注釈を簡単に追加できるようにしました。