写真と動画の境界を越えるEchographは、動画をアニメーション静止画のベースとして活用する新しいアプリケーションです。このソフトウェアは現在、Clear-Mediaによって開発中です。
「エコーグラフは、物語を伝えるために一瞬の瞬間を保存することを可能にします」と、クリアメディアの副社長ジェニファー・ドマシュ氏は述べた。「動画と静止画を組み合わせることで、ユーザーは独自のアート作品を作り出すことができます。」
Domash 氏は、iPhone、iPod touch、コンパクト カメラなど、多くの人がポケットにクリエイティブ ツールを入れて持ち歩いている現状を踏まえ、Echograph によって、カジュアル ユーザーからプロ ユーザーまで、あらゆるレベルのユーザーのクリエイティブ プロセスが拡張されると考えています。

写真以上の効果があり、完全な動画ではないEchographでは、プログラム内で撮影した動画でも、ライブラリに既に保存されている動画でも、動画から始めることができます。プログラムが自動的にすべての動画をループ再生するため、映像を短いクリップにトリミングし、そのループで視覚的なアニメーションを表現できます。
静止画とビデオを組み合わせるには、アプリのシンプルなコントロールを使用してフレーム全体をカバーするマスクを作成し、次に指先でマスクの一部をブラシで取り除いて、下にあるビデオを露出させます。
例えば、静止したシーンの中に燃え盛る炎があれば、画像にアニメーション効果を与えることができます。満足のいく結果が得られたら、コンポジションを保存しましょう。
Echograph画像は、配信先に応じて様々なファイル形式にエクスポートできます。開発者は、Facebook、Tumblr、個人ウェブサイト、メールへのエクスポートに加え、画像を他の動画に埋め込む機能にも注力しています。出力機能に関する詳細は不明ですが、Domash氏によると、このプログラムは高解像度と低解像度の両方で保存でき、既存のほとんどの動画ソースファイルに対応しています。ファイルはAirPortとApple TVとも互換性があります。
EchographはMac、iPad、iPhone/iPod touchで利用可能になります。現在はプロトタイプですが、春には提供開始予定です。