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AirPodsを探す機能を搭載したiOS 10.3がパブリックベータ版に登場

AppleがiOS 10.3を開発者向けにリリースしてからわずか2日後、パブリックベータプログラムのメンバーもiOS 10.3にアクセスできるようになりました。最初のパブリックベータ版を試してみたい方は、beta.apple.comにアクセスしてApple IDでサインインすることで、ベータプログラムに参加できます。

iOS 10.3の最大のセールスポイントは、AirPodsユーザーにとって素晴らしい新機能です。「iPhoneを探す」アプリを起動してAirPodsから音を鳴らすことで、置き忘れたAirPodsを見つけることができるのです。音は、同じiCloudアカウントにサインインしているAppleデバイス(Mac、iPad、iPhoneなど)のBluetooth通信圏内にAirPodsがあれば再生されます。AirPodsが通信圏外、あるいは完全に電源が切れてしまった場合でも、「iPhoneを探す」アプリを使えば、最後にBluetoothで「検出された」場所を知ることができます。これは非常に便利です。

iOS 10.3の新機能はこれだけではありません。設定アプリに新しいApple IDプロフィールページが追加され、Apple IDに関連付けられたすべての情報と設定が1か所にまとめられるため、設定の操作がより簡単になります。また、設定画面では、iCloudストレージを消費しているものについて、より分かりやすい説明が表示されます。

いつものように、ベータ版にアップグレードする前に 必ずデバイスのバックアップを行ってください。その後は、自動的にインストールされるAppleのフィードバックアシスタントアプリを使ってバグを報告して、責任を果たしてください。

著者: Susie Ochs、Macworld寄稿者

スージーは2006年からAppleをカバーしており、MacBook AirやiPhoneに夢中になっていないときは、ビーチで砂の城を作ったり、山でスノーボードをしたりしています。