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WWDC 2022の基調講演を覚えていない方のために説明すると、Appleのシニアバイスプレジデント、クレイグ・フェデリギ氏は、Appleの「優秀な製品マーケティングチーム」が、macOSの新しい名前のインスピレーションとなったベンチュラの「息を呑むほど美しい波」と「緑豊かな沖積平野」に出会った経緯について語っていました。どうやら、彼らはそこで旧友と偶然出会い、彼女をOSに呼び戻すことを決めたようです。
そうです、ずっと前にMacから姿を消していた牛のクララスが帰ってきました。クララスは、Pagesなどのページ設定に対応したアプリでページ設定を開くと、昔のクララスのように表示されます。長年のMacユーザーなら、クララスがベンチュラで良いグルーマーを見つけたことに気づくでしょう。毛並みがピクセル化されなくなり、ずっと滑らかになっています。


犬牛のクララスは、初代Macオペレーティングシステムのアイコンやその他のグラフィック要素を制作したグラフィックデザイナー、スーザン・ケアの作品です。彼女は、犬と牛の中間のような動物をモチーフにしたアイコンフォントセット「Cairo」を制作しました。クララスはページ設定ウィンドウでページの向きを確認するために使用されていましたが、最終的に姿を消しました。(Appleの開発者向けサイトには、クララスの起源に関する技術情報が掲載されていましたが、現在は削除されています。)
macOS Venturaは全ユーザー向けにリリースされました。ダウンロードをお待ちいただいていた方は、Clarusがきっと納得させてくれるはずです。だって、私たちは何年もClarusを待ち望んでいたんですから。うわー!
著者: ロマン・ロヨラ、Macworld シニアエディター
ロマンはMacworldのシニアエディターで、30年以上にわたりテクノロジー業界を取材し、MacをはじめとするAppleエコシステム製品を中心に活躍しています。Macworld Podcastのホストも務めています。彼のキャリアはMacUserで始まり、Apple認定修理技術者(当時はAppleがそのような制度を設けていた)として認定されました。MacAddict、MacLife、TechTVでも活躍しています。